事業一覧

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令和4年度 天竜川下市田地区護岸修繕工事

工 事 名 :令和4年度 天竜川下市田地区護岸修繕工事
工事場所:長野県下伊那郡高森町下市田地先
工  期:令和4年9月1日~令和5年3月24日
工事内容:工事延長L=50m
     河川土工 1式、護岸基礎工 1式、法覆護岸工 1式、根固工 1式、仮設工 1式
発 注 者 :国土交通省中部地方整備局天竜川上流河川事務所
 
今回この工事を担当します現場代理人の小池昂史です。よろしくお願いいたします。
 この工事は、台風や大雨による河川の増水から堤防を守ることを目的とした護岸工事になります。
工事ではICT施工「ドローンによる起工測量、三次元設計データ作成、ICT建機による施工」等を行い、工事現場をより早く、より安全に施工しするよう努めていきます。また当現場では完全週休2日制を取り入れ、安心して働くことができる現場環境にしたいと思っております。
 工事施工箇所が高森町下市田となり、近隣の皆様には資材搬入や生コン車、残土搬出などで大型車両の通行や騒音等、ご迷惑をおかけすることもあるかと存じますが、細心の注意を払いながら進めてまいりますので、何卒ご理解ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 
 本工事ではICT機能のない従来型建機にICTキットを後付けすることで、ICT建機と同程度の3Dマシンガイダンスやペイロード機能などのICT機能が利用可能となるシステムを導入しています。設計図面に即した作業ガイダンスにより、丁張作業を削減し、建機外の手元の作業員が不要になります。また高精度の位置情報把握により、ガイダンスの精度をつねに維持するため、経験が浅かったり、ICT建機の操作に不慣れなオペレーターであっても、3Dでカンタンに施工が可能となります。またペイロード機能により、油圧ショベルのバケットで、積込む土の重量を測定できます。作業員がダンプへの積込量を正確に把握できるため、ダンプの最大積載量に合わせて土を積込み、過積載を防ぐこともできます。建機の効率化により、これまでよりも大幅に納期を短縮させながら、安全性・品質の向上が可能になります。
また、当現場ではCIMと呼ばれる3次元モデルを作成しております。これによって、職員、作業員が完成形をイメージしやすくななり、ミスや手戻りの減少、施工現場の安全性向上が期待されています。

2022年9月14日

令和4年度 天竜川飯田地区維持修繕工事

工 事 名 :令和4年度 天竜川飯田地区維持修繕工事
工事場所:飯田河川出張所管内
工  期:令和4年5月6日~令和5年3月31日
工事内容:河川修繕作業1式
発 注 者 :中部地方整備局 天竜川上流河川事務所

令和4年度 天竜川飯田地区維持修繕工事の現場代理人を務めます山岸 大希と申します。この工事は天竜川に関わる河川構造物等の機能回復を目的にした維持修繕工事を行います。広範囲且同時進行での作業や突発的な作業などが予想されるため、臨機に対応の出来る現場体制を整え安全第一で作業を進めていきたいと思います。
工事期間中は堤防道路上を規制しての作業が多く堤防沿いの地元関係者の皆様など多くの方々にご迷惑をお掛けしますが、何卒工事へのご理解ご協力をお願い致します。
 
この工事は、1級河川天竜川の河川構造物の安全性を確保するための維持修繕工事です。
5月下旬現在はR4水防演習会場整備、堤防上の樹木伐採を行っています。6月は天竜峡の護岸基礎保護、R4水防演習会場の片付け、天竜川支流の護岸修繕作業を行う予定です。
また当現場では完全週休2日制を取り入れます。建設産業では、若手技術者の入職が年々減少し、将来の担い手不足が大きな課題となっています。国土交通省では建設産業の担い手が長く安心して働くことができる職場環境を作るための取り組みのひとつとして、週休2日制の試行工事を進めており、中部地方整備局においては、週休2日制の定着化を目指し、より実効性のある試行を行っていく方針があります。
建設業の未来の為にも私たちは安心して働くことができる現場環境を目標にして工事を進めていきます。

2022年5月24日

令和3年度 都市公園長寿命化対策事業 公園施設改修工事

工 事 名:令和3年度 都市公園長寿命化対策事業 公園施設改修工事
工事場所:飯田市駄科 松尾鈴岡公園(鈴岡城址)
工  期:令和4年4月21日~令和4年8月5日
工事内容:四阿設置工 1基
発 注 者:飯田市建設部 維持管理課 公園緑地係
 
令和3年度 都市公園長寿命化対策事業 公園施設改修工事 鈴岡城址公園四阿改修工事を担当しております、鈴木和馬と申します。この工事では公園施設の長寿命化を目的として、鈴岡城址公園内の古くなった四阿(あずまや)を撤去し、新たに木造の四阿を一基設置します。
今回の工事場所は周囲に樹木などが多くありますので、火花が飛び散る作業や、重機を用いての作業など樹木などを傷付ける可能性がある場合には、逐次保護しつつ作業を行っていきます。
また、公園施設内での工事となりますので、工事期間中は来園される方や地元関係者の皆様など多くの方々にご迷惑をお掛けしますが、何卒工事へのご理解ご協力を宜しくお願い致します。
 
今回の工事で使用する木材は、加圧注入用保存処理剤「ペンタキュア ECO30」の採用により、腐朽しやすい地際部分や湿潤環境の厳しい条件下でも木材の耐用年数が20年と大幅に向上しています。また、この防腐処理剤は木材の干割れを抑制する効果もあり、美観も長期間綺麗に保つことができます。屋根材には、特殊なガラス繊維を配合した教科塗膜により優れた耐傷付性を実現し、実曝露結果に裏付けられた最適な樹脂・塗膜を選定することで従来品を大きく上回る高対候性を発揮し、かつ耐食性・遮熱機能・対汚染機能に優れた「ニスクカラーPro®GH」を使用しています。
今回の現場では当初、四阿設置予定場所までの重機の進入が困難だったため、まず四阿南側のツツジを移植し仮設進入路を設置しました。工事完了後も仮設進入路の形のまま残るので、移植後の景観の見栄えを意識して移植・整地作業を進めます。
暑い中での作業になりますので、こまめに水分・塩分・休憩をとり、熱中症に気を付けて工事を進めて行きます。

2022年5月5日

令和3年度 県単道路橋梁維持(舗装修繕)ゼロ県債工事

工 事 名 :令和3年度 県単道路橋梁維持(舗装修繕)ゼロ県債工事
工事場所:(主) 松川インター大鹿線 下伊那郡松川町  元大島~滝沢
工  期:令和4年4月18日 ~ 令和4年12月16日
工事内容:舗装補修工(路面切削工・オーバーレイ工)
発 注 者 :飯田建設事務所 
 
こんにちは。この工事を担当させていただいている長田と申します。暑い期間を含む工事となるため熱中症対策を万全にし、交通される方や工事関係者の安全第一を心がけて、工事を進めて参りたいと思います。ご迷惑をおかけしますがよりよい道路づくりの為、ご協力をよろしくお願いいたします。
この工事は、ひびが割れてしまったり欠けてしまったり凸凹になってしまったりしたアスファルト(舗装)を元の整った状態にもどすこと(補修)を行います。道路補修工と一言にいっても、道路の状況や交通量などによって色々な工事の方法があります。今回は路面切削工とオーバーレイ工で行うのでその2つの内容をご紹介させていただきます。
 
先に路面切削工を行います。表面の凹凸やひび割れ等の修繕必要箇所を専用の機械で切削していきます。アスファルトは異なった素材の層により形成されているのですが、今回は破損が深部にまで達していないため上部の破損部周辺のみを取り除き修繕する予定です。
続いてオーバーレイ工です。オーバーレイという英単語は、何かの上や表面に別のものを重ね合わせて一つにするという意味があります。先ほど切削した破損箇所に新しいアスファルトを入れていきます。この工法は交通量が多い道路をなるべく短い時間で補修する際に使われることが多いです。
今回はこの工事の代表的な2つの工法をご紹介させていただきましたが、他にも測量や付属物の工事など様々な工程を経て道路の補修を完工することができます。
最後になりましたが、近隣の皆様や交通される方々にご不便・ご迷惑をおかけしてしまいますが安全な道路づくりの為、何卒ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

2022年4月29日

令和3年度 三遠南信小嵐南道路建設工事

工 事 名:令和3年度 三遠南信小嵐南道路建設工事
工事場所:長野県飯田市八重河内地先
工  期:令和4年4月15日 ~ 令和5年2月28日
工事内容:工事延長L=200m道路改良一式(道路土工一式 地盤改良工一式 擁壁工一式 
     排水構造物工一式 道路付属施設工一式)
発 注 者:中部地方整備局 飯田国道事務所

今回の工事は、補強土壁(ジオテキスタイル)にて本線路体を構築する工事です。そこで、ジオテキスタイルとは何か、疑問に思っている方もいるかと思われますので簡単に説明します。身近な例で言えば、土壁の内部で組まれている小舞竹(こまいたけ)や、鉄筋コンクリート柱の内部で支柱となる鉄筋の役目が土とジオテキスタイルの関係に当ると言えば分かり易いのではないでしょうか。
実際には道路工事や築堤工事などもっとスケールの大きな土木工事の現場において、砂や土や礫の弱点を補いつつ高い性能を発揮できるため、大量にジオテキスタイルが使用されています。さらに、ジオテキスタイルは土や礫に比べ軽量で施工性が良いこと、工業製品のため天然の土や礫に比べて品質が一定であり構造設計がしやすいことなどから1990年代以降年々使用実績が拡大している模様です。                      
近隣の皆様には大変ご迷惑をお掛けしますが、安全第一で作業を進めてまいりますので、ご理解とご協力のほどよろしくお願いします。
 
本工事は、国土交通省が提唱するi-Constructionに基づき、ICTの全面的活用を図るため、受注者の提案・希望により起工測量、設計図書の照査、施工、出来形管理、検査及び工事完成図や施工管理の記録及び工事完成図や施工管理の記録及び関係書類について3次元データを活用するICT活用工事です。
対象工種については、MGバックホウ(マシンガイダンスバックホウ)による掘削・法面整形、本施工箇所ではバックホウワークがメインとなり、敷均しもしていきます。
出来形管理の実施手段及び出来形管理の範囲
TLS(地上波レーザースキャナー)による3次元出来形計測を実施すると共にICT建機を用いて施工した盛土法面及び平場部の「面管理」(ヒートマップ)を行っていきます。
緑豊かな自然に囲まれたこの一帯には希少な動植物が数多く存在するため、環境負荷を極力抑え自然にやさしく思いやりのある工事の進行に心掛けて参りたいと思います。
そして工事中は近隣の皆様にご迷惑をお掛けすることもあるかもしれませんが、何卒御理解とご協力をお願いいたします。

2022年4月27日