令和元年度 国補ダム建設(治水ダム)工事 しゅん工

工 事 名:令和元年度 国補ダム建設(治水ダム)工事
工事場所:松川ダム(再開発)飯田市 松川ダム1工区
工 期:令和元年7月19日~令和2年3月24日まで
工事内容:浚渫(河川)1式(掘削土処理工V=37,100m3、運搬処理工V=37,100m3、仮設工 1式)
発 注 者:長野県飯田建設事務所
 
 この工事は、ICT活用工事でしたが、掘削箇所が地形的にGPSが受信できず「ICT建機による施工」を除いた、4項目【・3次元起工測量・3次元測量設計データ作成・3次元出来形管理等の施工管理・3次元データの納品】を行った工事でした。
 起工測量においては上空に高圧電線がある為TLS(地上型レーザースキャナー)を用いて自社の職員が行いました。また、EX-TREND武蔵やSiTECH 3Dなどの複数のソフトウェアを用いて3次元設計データを作成し、計測した現状地面と重ね合わせることで、掘削土量を施工前に確認することが出来ました。
 出来形管理もTLS(地上型レーザースキャナー)を用いて行い、とても精度の良い出来形になりました。
 仮置場からの土砂運搬は、17か所の受入れ地へ運搬施工しました。地元地区と大型ダンプ走行の取決めがあり、大型ダンプ十数台が安全に運行する為、全車両へGPS及び営業無線を配布取付けました。
 事務所内で大型ダンプの走行場所、速度、車両間隔等の把握ができ、また運転手同士の道路状況の連絡を取合い、安全かつ無事故で走行する事ができました。
 工事中は地域の皆様の、ご理解とご協力を頂き誠にありがとうございました。
 
 

2020年3月27日