令和2年度 県営中山間総合整備事業 高森地区 千早原舗装その2工事しゅん工

工事名:令和2年度 県営中山間総合整備事業 高森地区 千早原舗装その2工事
工事場所:下伊那郡 高森町 出原
工期:令和2年7月2日~令和2年10月29日
工事内容:舗装工事 施工延長307m W=5.0(6.0)m A=1,892m2 他工事
発注者:南信州地域振興局 農地整備課
 
 本工事は、農業振興の推進を目的とし、農業用道路の拡幅整備を行い、農家の方が安全に通行できるようにする工事でした。工事個所には果樹園や畑が隣接しており、施工時期が収穫の時期と重なっていた為、農家の方々の収穫までの作業に影響を出さないよう施工することが一つの課題となりました。地元説明会を行い、地元の方々からなるべく工事中でも通行できるようにしてほしいとの要望がありました。なので通行止での施工だったのですが、施工中も地元の方が通行できるように配慮をして、作業を一時中断をして地元車両優先での作業を行いました。舗設後、地元の方から「ありがとう」と畑で作ったおいしいリンゴを頂きました。
 舗設時、9月後半だったのですがまだまだ暑い日が続き熱中症が懸念されました。作業の合間で休憩をしてもらい、作業員一人一人に水分を配り熱中症対策を行いました。午前と午後で配給をし具合が悪くないかの確認を行い体調管理を行いました。
 舗装工事ではアスファルト合材の温度管理が品質向上につながる為、転圧時の温度管理に重点を置きました。ローラー搭載型放射温度計「転圧名人」を使用しオペレーターが常に舗装温度を確認できるようにし、適切な温度で転圧作業を行い良い品質を確保できました。
 地元の方々にはご迷惑をおかけしましたが、工事へのご理解ご協力を頂き、無事に工事を完了することができました。ありがとうございました。
 

2020年11月22日