平成29年度 天竜川飯田地区堤防維持管理修繕工事 しゅん工

工事名:平成29年度 天竜川飯田地区堤防維持管理修繕工事
工事場所:飯田河川出張所管内
工期:平成30年2月22日 ~ 平成31年3月29日
工事内容:河川維持作業 1式
現場代理人:山岸大希
監理技術者:小池昂史
 
 本工事は堤防の安全性を確保する為の工事であり主な工種の堤防除草工は、堤防の異常(陥没や亀裂など)を早期発見する為の作業です。
その他にも中州掘削、河川内の土砂撤去など河川整備、護岸の補強、堤防道路の舗装など構造物等の強度維持、修繕・補修などの工事を行います。
 当社はICT施工へ積極的に取り組んでいます。中州掘削作業の起工測量はUAV(ドローン)を用いた測量を行いました。計測した施工前の地盤と施工後の地盤を重ね合わせることで、出来形を一目で確認することができ、普段の測量と比べ職員の負担を大きく軽減することが出来ました。今後建設業ではICT施工が益々普及すると考えられ、維持工事でも積極的に活用していきより一層の生産性や安全性を向上させていければと考えます。
また工事の他にも、地域の方々が行っている河川美化活動への積極的な参加、学生の職場体験の受け入れなどを実施しました。美化活動では普段天竜川堤防が私たちを守ってくれている様に私たちも天竜川の自然や堤防を守らなくては、そんな思いで参加させて頂きました。また参加することで大勢の方々とコミュニケーションをとることができ、工事への理解を深めて頂くことが出来ました。職場体験学習では、実際に現場を見て重機を操縦したり一緒に作業を行うことでものづくりの楽しさを知ってもらい、そして未来の建設業界の一員になってほしいと思っています。
 約1年の工期内に工事も含め多くのことに取り組みました。地域への社会づくりに貢献する、私たちが理念としているものですが、また一つ貢献できたのではと自負しております。
本工事は施工範囲も広く多種多様な作業で苦労した点もありましたが、無事に竣工致しました。しかしそれは多くの関係者の皆様方、地域の皆様方のご理解ご協力があったからです。誠にありがとうございました。

 
    維持工事にも空中写真測量を実施       河川の小さな補修にも迅速に対応

  

  

 
    地元中学生の職場体験を実施           地域の美化活動に参加

  

  

2019年4月1日