令和3年度 県単道路橋梁維持(舗装修繕)ゼロ県債工事 しゅん工

工 事 名 :令和3年度 県単道路橋梁維持(舗装修繕)ゼロ県債工事
工事場所:(主) 松川インター大鹿線 下伊那郡松川町  元大島~滝沢
工  期:令和4年4月18日 ~ 令和4年12月16日
工事内容:舗装補修工(路面切削工・オーバーレイ工)
発 注 者 :飯田建設事務所 
 
 本工事は傷んでしまった舗装を切削し補修、復旧する舗装修繕工事でした。
当初の予定では、夜間に2日間全面通行止の処置を取り1日目に既設舗装を切削し、2日目に舗設を行う予定でした。しかし、2日目の夜に予報がはずれ突然の雨が降ってしまい施工が困難になってしまい舗設作業が延期となってしまいました。全面通行止の処置を再度申請するのも難しく、片側交通規制での施工を考えました。施工する箇所が松川インター入り口で高速道路を利用する方たちが多く、交通量が多い中での施工になり第三者災害、交通事故等の懸念があり打合せを入念に行い、料金所入口付近を昼間に、車線が縮まり狭くなる部分を夜間に行う処置をとり交通事故防止に努めました。料金所のレーン規制を行い、入口と出口を1レーン舗設し、解放できるようになったら別のレーンを施工する方法をとり、無事昼間の舗設は行えました。夜間施工箇所は道幅が狭くなっている箇所の為、大型車両の通行が困難でしたが夜間も無事故無災害で舗設を行えました。作業員の皆様の安全な施工への意識のおかげで無事に工事を終えることができました。ありがとうございました。
 工事中に松川インターをご利用された方々には大変ご迷惑をお掛け致しました。ご協力ありがとうございました。又、地域の皆様、駐車場を提供してくださった皆様、ご理解ご協力本当にありがとうございました。
 
 

2022年12月28日

令和3年度 国補道路災害関連工事 しゅん工

工 事 名 :令和3年度 国補道路災害関連工事
工事場所:(一)大島阿島線 下伊那郡喬木村 加々須8工区
工  期:令和4年6月7日~令和4年11月30日
工事内容:施工延長 L=140.5m、大型ブロック積 1式 、アスファルト舗装工 1式、
     ガードレール設置工 1式
発 注 者 :長野県飯田建設事務所
 
 本工事は、令和2年の7月豪雨の影響で土砂崩落した大島阿島線での災害復旧工事でした。   
今回工事を行う加々須は、降雨による流量の増減の激しい川で、短時間の降雨でもすぐに水が濁り始め流量が増えるような状況でした、増水してしまうと一般車両や工事車両が通行している工事用道路を越水してしまい通行止めにせざるを得ないような現場で、降雨時には大変悩まされた現場でした。
 また令和4年10月22日には開通式を行う予定で、施工を遅延することなく施工を進めていく必要もありました。そんな条件の中、施工を円滑に進めるため新技術等を活用し、丁張設置作業の省略化、1人での測量作業を可能にしました。活用の結果、施工を遅延することなく進めることができ、無事に開通式を迎えることができました。
 工事を行っている最中は大変忙しく悩ませられることが多々ありましたが直営作業員、下請業者の方々と線密な打合せを重ね何とか無事工事を完了させることができました。
 地域住民の方々の御理解・御協力もあり、自然災害が多発する中ではございますが、無事故・無災害で工事を終了する事ができました。誠にありがとうございました。
 
 

2022年12月14日

令和3年度 小渋ダム松除橋地区掘削工事 しゅん工

工 事 名:令和3年度 小渋ダム松除橋地区掘削工事
工事場所:長野県下伊那郡大鹿村大河原地先
工  期:令和3年10月15日~令和4年08月31日
工事内容:河川土工(掘削工51,470m3、残土処理工51,420m3)
     ・道路土工(盛土工42,400m3、法面整形工3,510m2)・カルバート工1式
     ・構造物撤去工1式・指定仮設工1式・仮設工1式
発 注 者:中部地方整備局 天竜川ダム統合管理事務所
 
この工事は、大雨時の災害発生を低減する目的で小渋ダム内に溜まった土砂を掘削して外へ搬出し、ダム内に多く貯水させるための浚渫工事でした。
施工箇所は当初、県道22号線(岩洞線)松除橋より上流の予定でしたが隣接工事と重複していた為、発注者と施工場所の変更協議を行い、松除橋より300m下流に決定しました。
掘削に先立ち、掘削個所から土砂仮置場間 約500mの運搬道路を作成し河川水位を下げる為、下流200mから運搬道路間を素掘りした後、掘削開始しました。
仮置場までの場内土砂運搬は大型建設機械(1.4m3バックホウ、15m3重ダンプ)を利用して行いました。土砂の搬出は大型ダンプトラックにて行い、全ダンプトラックに運行管理システムを搭載し、PCにて各車スピード等の確認、及び営業無線も配布して、ダンプ同士の避け合い、道路状況の連絡等を密に取り合い、一般車両を優先して安全に運行する事ができました。
更にダンプトラックへの積込みは、過積載防止対策として各ダンプトラックの最大積載量以上に積み込まない様に重量を把握できる[計測器付きバックホウ]を2台使用しました。
盛土工はICT機器を搭載した建設機械を使用して敷き均し(1層=30cm毎)、締固め回数管理を+C6行い、安全かつ品質の良い施工が出来ました。
最後まで無事故で完成することができ、近隣の皆様には御理解とご協力をいただきありがとうございました。
 
 

2022年9月13日

令和3年度 都市公園長寿命化対策事業 公園施設改修工事 完成

工 事 名 :令和3年度 都市公園長寿命化対策事業 公園施設改修工事
工事場所:飯田市駄科 松尾鈴岡公園(鈴岡城址)
工  期:令和4年4月21日~令和4年8月5日
工事内容:四阿設置工 1基
発 注 者 :飯田市建設部 維持管理課 公園緑地係
 
令和3年度 都市公園長寿命化対策事業 公園施設改修工事 鈴岡城址公園四阿改修工事を担当した鈴木和馬と申します。当工事では公園施設の長寿命化を目的とし、鈴岡城址公園内の老朽化した四阿を撤去し新たに木造の四阿を一基設置しました。今回の現場では当初、四阿設置予定場所までの重機の進入が困難だったため、まず四阿南側のツツジを移植し仮設進入路を設置しました。仮設進入路は工事完了後もその形のまま残るので、完了後の景観の見栄えを意識して移植・整地作業を進めました。その後既存の四阿を撤去するにあたり、今回の現場では地形の関係でクレーンの使用が難しく、屋根・柱の解体作業及びガラの運搬作業はほとんど人力で行わなければならないため、この現場で最も苦労しました。そして床掘り・スパイラル管設置・埋戻し・砕石敷き完了後、四阿設置工を行いました。今回四阿に使用した木材は加圧注入用保存処理剤「ペンタキュアECO30」の採用により耐久性・防腐、防蟻性能に優れており、腐朽しやすい地際部分や湿潤環境の厳しい条件下でも長期にわたって耐久性を維持できます。また、屋根材には高い遮熱機能・対汚染機能・耐傷付性能・耐食性を持つ「ニスクカラーPro®GH」を使用しています。
あまり派手な建物ではありませんが、大切に使っていただけたら幸いです。
 
 

2022年8月25日

令和3年度 基幹管路耐震化事業 送水管布設工事 しゅん工

工 事 名 :令和3年度 基幹管路耐震化事業 送水管布設工事
工事場所:市道1-10号大門今宮線 飯田市 東野
工  期:令和3年10月26日 ~ 令和4年7月29日
工事内容:路線延長 L=908m【水道用ダクタイル鋳鉄管(DIP)】
     GX形φ400 L=893.0m GX形φ300 L=1.4m GX形φ200 L=14.0m
     仕切弁φ400 N=1基 仕切弁φ300 N=1基 地下式消火栓 N=1基
発 注 者 :飯田市
 
 本工事は、飯田市街地の幹線道路である市道1-10号大門今宮線と市道1-11号文化会館線への送水管布設工事でした。
 布設する送水管は直径40cmで飯田市で布設している水道管の中でも最大径になります、1本の長さも6mと長く重さが約500㎏あることから現場への運搬、布設時の吊り込みには細心の注意を払いました。市街地の幹線道路での工事という事で、8:30から規制を行い、17:00には仮設の舗装を施工して1日の作業終了となりますが、既設の水道管、下水道管、ガス管、電話線、排水路などが数多くあり、また思わぬ巨石が出現して管路掘削に手こずり、作業終了時間ギリギリになることもあり、冷や汗をかきながら施工した事もありました。これらの事から1日の施工延長が想定より進まず、工期を延長させていただきました、沿線には公的機関、商店、開業医、民家、袋小路の枝道があり、関係の皆様には大変ご迷惑をお掛けしましたが、皆様のご協力のお陰で事故もなく無事工事を終える事が出来ました、感謝いたしますありがとうございました。
 この工事を通して、何気なく通っている道路の下には、私たちの生活に必要な様々なライフラインが通っていることに今更ながら気付く事が出来ました。
 
 

2022年8月11日

令和2年度 天竜川飯田地区維持修繕工事 しゅん工

工 事 名 :令和2年度 天竜川飯田地区維持修繕工事
工事場所:飯田河川出張所管内
工  期:令和3年7月1日~令和4年3月31日
工事内容:河川維持作業 一式
発 注 者 :天竜川上流河川事務所
 
本工事では河川内の樹木の伐採や、大雨による災害箇所の復旧、令和4年度に行われる総合水防演習の会場整備を行いました。
水防演習の会場となった川路の多目的広場の周辺の整備をメインとし、施工を行ってきました。会場整備では、演習用の盛土、駐車場の整備、旧堤防道路の舗装、支障木の伐採などを行いました。
演習会場整備の施工時期が一月から行ったため、盛土が雪や凍結により軟弱になってしまい施工が困難になってしまう心配もありましたが、天気にも恵まれ無事に仕上げることができました。
会場整備のほかに、昨年度下市田地区で行った維持作業箇所が大雨により洗堀されて大型ブロックが崩れてしまいました。これ以上洗堀されてしまわないようにWVブロックを設置して補強する指示作業がありました。WVブロックの重量が一つ5t以上あり、重量物を扱う作業だったため大変な作業でしたが、無事故無災害で完了することができました。
工事期間中は広範囲に指示作業があった為、人員の配置や、労働災害の防止、機械の選定など大変なこともありましたが、作業関係者が一人一人考えて作業を行ってくれたため、無事に工事を終えることができました。ありがとうございました。
また、周辺地域の方たちには大変ご迷惑をお掛け致しました。ご理解ご協力ありがとうございました。
 
 

2022年4月20日

令和2年度 三遠南信二日洞地区工事用道路建設工事 しゅん工

工事名:令和2年度 三遠南信二日洞地区工事用道路建設工事
工事場所:下伊那郡喬木村氏乗 
工期:令和3年4月5日~令和4年3月30日
工事内容:仮設工 1式(仮橋・仮桟橋工 1式、工事用道路工 1式、応急復旧工 1式、伐採工 1式)
発注者:国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所
 
飯喬道路は、三遠南信自動車道の起点である飯田市山本の中央自動車道~同市上久堅の飯田上久堅・喬木富田ICを経て喬木村の喬木ICに至る22.1kmの自動車専用道路です。既存の中央自動車道と有機的に結びついた高規格幹線道路の効率的ネットワークの形成、高速サービス圏域の拡大に資する区間であるとともに、飯伊地域の中心都市飯田市に集中する交通の分散を図る観点からも、一般国道151号、153号、256号をハシゴ状に結ぶ環状道路としての整備が必要な区間です。
今回の工事はその三遠南信自動車道を工事するための工事用道路を鋼製の仮橋で延長し道路をつくっていく工事でした。岩盤を専用の機械で堀り、掘った穴へ1本1本とクローラークレーンでH鋼を建込み、鋼材を組立て1スパンごと進めていきました。基本的に作業箇所の幅は狭く、岩盤も硬質なため専用の機械であっても掘るのに時間が掛かり、約1年間と長い期間の現場で大変苦労しました。工事を行っている最中は大変忙しく悩ませられることが多々ありましたが下請け業者の方々と協力し合い何とか工事を完了させることができました。
地元の皆様の多大なるご理解ご協力をいただき大変ありがとうございました。
 
 

2022年4月19日

令和3年度 天竜川飯田地区堤防維持管理修繕工事 しゅん工

工 事 名:令和3年度 天竜川飯田地区堤防維持管理修繕工事
工事場所:飯田河川出張所管内
工  期:令和3年4月1日~令和4年3月31日
工事内容:河川維持作業 1式、堤防除草工1式
発 注 者:国土交通省 中部地方整備局 天竜川上流河川事務所
 
 本工事は天竜川堤防の安全性を確保する為の工事です。施工範囲は下伊那郡天龍村静岡県堺から下伊那郡高森町万年橋間になります。
 主な工種の堤防除草工は、堤防の異常(陥没や亀裂など)を早期発見する為の作業であり、仮払い機及び大型遠隔式草刈り車を使用し広大な面積の除草作業を行いました。
 河川維持作業では、堤頂道路舗装、根固めブロック補強、土砂撤去作業など構造物等の強度維持、修繕・補修などの工事を行いました。また梅雨の時期には大雨による出水時の災害防止の堤防点検業務や、河川付近の交通事故による油流出事故防止作業など緊急性のある出動業務も行いました。
 工事期間中は作業が集中し広範囲の中で数班に分かれて作業することもあった為、労働災害防止、工程短縮のため、各班の人員配置や連絡体制、機械の選定など作業所のメンバーや協力業者の皆が一丸となり協力することで、作業を完了させることが出来ました。
 本工事は施工範囲が広く多種多様な作業があり苦労した点もありました。また作業箇所によっては地域住民の皆様に大変ご迷惑をお掛けしたことと思います。ですが工事関係者の皆様方、地域の皆様方のご理解ご協力により1年と長い工期の中、事故無く無事に竣工する事ができました。誠にありがとうございました。
   

2022年4月12日

令和2年度 国補道路災害関連工事 加々須5工区(2号橋) しゅん工

工 事 名:令和2年度 国補道路災害関連工事
工事場所:(一)大島阿島線 下伊那郡喬木村 加々須5工区(2号橋)
工  期:令和3年2月25日から令和4年3月25日まで
工事内容:橋梁下部工 N=2基 護岸工 L=52m
発 注 者:長野県飯田建設事務所
 
 本工事は、令和2年の7月豪雨の影響で土砂崩落した大島阿島線での災害復旧工事でした。
 今回工事を行う加々須川は、降雨による流量の増減の激しい川で、短時間の降雨でもすぐに水が濁り始め流量が増えるような状況でした。
本工区でも施工中、5月末、8月中旬に大雨による出水で仮設が流されてしまい工程の見直しを余儀なくされましたが、施工手順の見直し、作業人員の増加等を行い、何とか工期内に施工完了することができました。
 橋台は重要構造物に含まれる為、品質管理に重点を置き、その一つとして「ハイパーネット」を使用し、耐久性に有害な影響を及ぼすひび割れの抑制に努めました。
「ハイパーネット」はガラス繊維ネットであり、素材が持つ高い引張剛性と、コンクリートとの良好な付着性能により、効率的に過大なひび割れを抑制し、耐久性の高いコンクリート硬化体を形成するものです。
「ハイパーネット」等の施工によりひび割れが発生することなく施工することができました。
最後に、施工時期が梅雨、台風の期間と被り、施工が長引いてしまい地元の皆様には大変ご迷惑をおかけしましたが、ご理解とご協力をいただき誠にありがとうございました。
   

2022年4月7日

令和3年度 天竜川下市田・伴野地区護岸修繕工事 しゅん工

工 事 名:令和3年度 天竜川下市田・伴野地区護岸修繕工事
工事場所:長野県下伊那郡高森町下市田地先~長野県下伊那郡豊丘村伴野地先
工  期:令和3年7月1日から令和4年3月25日まで
工事内容:河川土工 1式、護岸基礎工 1式 、法覆護岸工 1式、根固工 1式、水制工 1式
     備蓄ブロック工 1式 構造物撤去工 1式、仮設工 1式
発 注 者:国土交通省中部地方整備局天竜川上流河川事務所
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本工事では、堤防を強くするため災害で壊れてしまった護岸を整備、補強する工事でした。    
下市田と伴野の2工区での同時施工であり、両工区とも天竜川本流が当たる箇所での施行でした。
両工区とも本流が当たることから、仮締切を2重に構え、施工エリアへの水の流入を防ぐなどの工夫をし少しでも安全に施工できるよう努めました。また伴野工区では異なる2つの支川があり、2ヶ所での仮締切の設置が必要で段階的に締切、水回し位置を変える必要がある大変な現場でした。
そんな条件の中、2工区での施工を円滑進めるために多数の重機を搬入し、3台のICT建機を使用、また新技術等の活用により丁張設置作業の省略化、1人での測量作業を可能にし2工区での同時施工を遅延することなく進めることができました。
工事を行っている最中は大変忙しく悩ませられることが多々ありましたが直営作業員、下請業者の方々と綿密な打合せを重ね何とか無事工事を完了させることができました。
地域住民の方々の御理解・御協力もあり、自然災害が多発する中ではございますが、無事故・無災害で工事を終了する事ができました。長い期間ではありましたが誠にありがとうございました。
   

2022年4月6日