工事名:令和2年度 小渋ダム土砂掘削工事
工事場所:長野県上伊那郡中川村大草地先
工期:令和3年3月10日~令和4年2月25日
工事内容:河川土工掘削工1式(残土処理工1式 道路土工盛土工1式 法面成形工1式 仮設工
工事用道路工1式 土留・仮締切工1式 交通管理工1式)
発注者:国土交通省中部地方整備局 天竜川ダム統合管理事務所
ご覧いただきありがとうございます。この工事は、大雨時の災害発生を低減する目的で、小渋ダム内に溜まった土砂を掘削して外へ搬出し、ダム内に多く貯水させるための浚渫工事でした。 土砂受入れ地への搬出は、大型ダンプトラック十数台が公道を走行する為、全ダンプトラックに運行管理システムを搭載しPCにて各車スピード等の確認、営業無線を配布してダンプ同士の避け合い、道路状況の連絡等を密に取り合い、一般車両を優先して安全に運行する事ができました。またダンプトラックへの積込みは、過積載防止対策として各ダンプトラックの最大積載量以上に積み込まない様に重量を把握できる、計測器付きバックホウで積込を行いました。さらに、受入れ地での敷き均し締固めをICT施工を活用して行いました。敷き均しにブルドーザー、締固めにタイヤローラを使用し、その各重機に取り付けるICT機器の付け外しや不具合などの対応に頭を悩ますことが何回もありましたが、本工事を無事故で完了することができました。協力会社様及び地域の方々のご理解ご協力重ねてお礼申し上げます。
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令和2年度 社会資本整備総合交付金(道路)(加速化)・令和3年度 防災・安全交付金(道路)合併工事 しゅん工
工 事 名:令和2年度 社会資本整備総合交付金(道路)(加速化)・令和3年度 防災・安全交付金(道路)合併工事
工事場所:(国)152号 飯田市 小嵐バイパス2工区
工 期:自 令和3年7月28日 至 令和4年2月10日
工事内容:道路築造工 L=100m 舗装工 A=854m2
発 注 者:長野県下伊那南部建設事務所
本工事は三遠南信自動車道の一般道共用部である小嵐バイパスの道路築造工事でした。
取組①浜松市へ直接抜けられる唯一の道路であり、また地元の皆様の生活道路、三遠南信自動車道建設の工事用道路でも有るため、片側交互通行での施工を行いました。重機の旋回、工事車両の出入りは誘導員の合図で行い第三者災害防止に努めました。
取組②今後延伸する小嵐バイパス工事を行うために必要となる旧道を通行出来るように整備しました。
取組③工区内に設置されていた仮設ガードレールを工区外に移設し、安全な走行が出来るようにしました。
当初無かったガードレール基礎を用いたガードレールの設置等を行った結果、延長100mに対し約60mの舗装工事となりましたが、地元並びに他工事関係の皆様のご協力を賜り、無事故、無災害で工事を修了することが出来ました。ありがとうございました。
令和2・3年度 道路メンテナンス事業 橋梁長寿命化修繕工事 富田沢橋 しゅん工
工事名:令和2・3年度 道路メンテナンス事業 橋梁長寿命化修繕工事 工事場所:市道1-64号牧野内机山線 飯田市 下久堅 富田沢橋
工 期:令和3年3月12日~令和3年11月30日まで
工事内容:施工延長 L=96.0m W=6.5m 舗装打替え工 A=630m2
排水管取替 L=166m 表面被覆工 443m2 根継工 N=1式
発注者:飯田市役所
施工にあたり1番に緊急性のある橋脚の補強の作業に着手しました。作業箇所の足元が悪く危険なため、法面保護もかねて丸太柵を設置し作業スペースを設け安全に作業ができるようしました。 また、高欄塗装準備作業のケレン作業では防護服、防護マスク等を着用し古い塗装の粉塵を吸い込まないように、外部に飛散しないように細心の注意を払って作業をおこないました。 塗装時には、降雨のため工程が遅れないようにと、ケレン時の囲いを残し雨が入らない対策をとり塗装をおこないました。送風機を使い空気を循環させながら施工しましたが暑い中、環境の悪い中とても苦労をしました。
最後に施工した伸縮継手はまだまだ施工例は少ないですがダクタイル鋳鉄製の組み換えが容易にできる伸縮継手を採用して施工を行いました。今後の維持管理が容易にできるという事でよいものだと思っているところです。富田沢橋は山間のきれいなアーチ橋でさらに景観がよくなり安全に通行できる橋梁になりました。
最後に工事に携わった方々、地元の方々ご協力ありがとうございました。
令和3年度 公共施設等適正管理推進事業(長寿命化)舗装補修工事 しゅん工
工事名:令和3年度 公共施設等適正管理推進事業(長寿命化)舗装補修工事 工事箇所:阿智村 村道2-7号線 原の平
工 期:令和3年6月18日~令和3年10月29日まで
工事内容:施工延長 L=250m W=4.0~8.5m 舗装工 A=1038m2
発注者:阿智村役場
施工にあたり地元住民の方々の要望を取り入れて雨水等による路肩の浸食、崩壊が避けられるように舗装の打設計画を考えました。路面の横断勾配を水路側にとり、降雨後の雨水等が水路に流れ込むように工夫しました。また、アスファルト舗装打設時には、幅4.50mまで広がる大型のフィニッシャーを使用して、1回の走行で舗装面を仕上げるよう舗装作業をおこないました。 出来ばえとしても平坦性試験(道路の凸凹をはかる検査)をおこなった結果、規格値よりもさらに厳しい社内基準の1.90㎜を超える1.24㎜という結果を出すことができました。 舗装工事をした道路わきの水路の破損した箇所の補修や路肩部分の再構築等、周辺の整備も同時におこない、走行性がよくなり、原の平座禅草公園を含め地元住民の方々の生活の一部として活用していただけると幸いです。 最後に工事に携わった方々、地元の方々のご理解とご協力ありがとうございました。
令和3年度市道改良事業 道路舗装工事 しゅん工
工 事 名:令和3年度市道改良事業 道路舗装工事
工事場所:市道1-42号大須線 飯田市竹佐
工 期:令和3年5月24日~令和3年9月30日
工事内容:道路改良工 L=120m、側溝工 L=21.8m、舗装工 A=874.6m2
発 注 者:飯田市役所 建設部 土木課
本工事は、経年劣化した道舗装の補修工事、歩道の整備でした。今回の施工部分ではなかったのですが、地元の方からの要望により、崖になってしまっている箇所に、仮設通路を設置しました。本工事では、アスファルトプラントから現場まで距離があったので、合材の温度管理など品質管理を徹底し、また元の道路と段差ができないよう、すりつけ部分を細かく調整し安全に通行できる良い道ができるよう努めました。工事の時期が夏場だったため、熱中症に注意し、こまめな休憩、水分補給をしながらの施工でした。工事は片側交互通行での施工でした。朝夕は交通量も多く、通学路としても利用されている道路だったので、一般車、歩行者優先で安全に配慮した施工に取り組み、無事故・無災害で工事を終えることができました。施工中には近隣の方から感謝の声もいただき、大変やりがいのある工事をさせていただくことができました。
近隣の方々、通行する皆様には大変ご迷惑をおかけしましたが、工事を完了することができました。ご協力ありがとうございました。
令和2年度 天竜川山吹築堤護岸工事しゅん工
工 事 名:令和2年度 天竜川山吹築堤護岸工事
工事場所:長野県下伊那郡高森町山吹地先
工 期:令和2年8月18日から令和3年6月25日まで
工事内容:河川土工 1式、護岸基礎工 1式(プレキャスト基礎A型 L=535m)、法覆護岸工 1式(石
積(張)工 A=833m2、多自然型護岸工 A=2,180m2)、根固工 1式、水制工 1式構造物撤
去工 1式、仮設工 1式
発 注 者:国土交通省中部地方整備局天竜川上流河川事務所
本工事では、供水被害を防ぐため堤防の護岸を整備、補強する工事でした。
護岸の出来形は全体の線形、他工種の出来形に大きく影響してくる為、今回の工事では特に出来形管理に力を入れ、ICT施工「ドローンによる起工測量、三次元設計データ作成、ICT建機による施工」等を行い、工事現場をより早く、より正確、より安全に施工するよう努めてきました。
3D-MGショベルはマルチGNSS受信機による正確な位置把握により、杭打ちや出来形管理等の測量作業の軽減、重機オペレーターはモニターに表示される設計とバケット位置との差を常に確認しながら作業ができ、正確な作業が行えると共に作業負担が軽減され、経験や感覚に頼っていた作業から、信頼性の高い確実な施工を少しでも実現できたと思います。丁張り設置もほとんど不要となり大幅にコスト削減できると共に、高効率な作業ができました。
その結果、良好な出来形が確保でき、景観よく仕上げることができました。
また地域住民の方々の御理解・御協力もあり、自然災害が多発する中ではございますが、無事故・無災害で工事を終了する事ができました。長い期間ではありましたが誠にありがとうございました。
令和2年度 三遠南信八重河内道路建設工事しゅん工
工事名称 令和2年度 三遠南信八重河内道路建設工事
工事場所 長野県 飯田市 南信濃
工 期 令和2年7月10日~令和3年7月30日
現場代理人 中山富雄
監理技術者 塚田健二
受注金額
当初契約 ¥356,180,000
第1回変更 ¥356,180,000
第2回変更 ¥465,080,000
第3回変更 ¥479,820,000
完成検査 令和3年8月11日
工事概要
道路土工:掘削(ICT)1式、掘削1式、路体盛土1式、地盤改良工:固結工 薬液注入1式、
安定処理工(セメント系固化材)1式、置換工(RC40)1式、
擁壁工:帯鋼補強土壁・アンカー補強土壁工1式、ジオテキスタイル補強土壁工1式、
石・ブロック積(張)工:大型ブロック天端コンクリート1式、排水構造物工:側溝工(BF300)1式、
仮設工:仮設土留工(鉄筋挿入)1式、集排水ボーリング工1式、残土受入施設工1式
工事完成のご挨拶
昨年7月より進めて参りました「令和2年度 三遠南信八重河内道路建設工事」が、令和3年7月30日をもちまして、無事故無災害にて無事竣工する事が出来ました。
工事期間中は、地域住民の皆様には多大なるご理解、ご協力を賜り誠にありがとうございました。
心より感謝、御礼申し上げます。
現場代理人 中山 富雄
本工事は、国土交通省が提唱するi-Constructionに基く、3次元測量、3次元設計データ作成、ICT建機による施工、3次元出来形管理を行う工事であった。対象となる道路土工の数量は約2000m3(掘削)と少なく、一般的にはコスト面を重視しICT施工の対象から外されることが多い中、当社はICT建機を自社保有しているため、建機の手配や測位システムの選定に時間を要することなくICT施工に着手した。また、当該掘削箇所は逆巻工法が採用されていたため、掘削出来形の3次元計測も複数回に渡り実施しなければならなかったが、TLS(地上型レーザースキャナー)も自社保有であるため、何時でも計測することが可能であり、現場作業を中断させることなく出来形管理を行った。
当該現場はGNSS(GPS)の補足数が不安定なため、計測当日の状況に合わせてUAV写真測量とTLS測量の2つの技術を用いて3次元計測を行った。
空中写真測量(TSトラッキング)
TLSによる計測状況
令和3年度 小中学校空調設備整備事業 竜東中学校機械設備工事しゅん工
工事名:令和3年度 小中学校空調設備整備事業 竜東中学校機械設備工事
工事場所:長野県飯田市龍江
工期:令和3年4月27日~令和3年7月2日
工事内容:特別教室のエアコン設置
発注者:飯田市教育委員会
こんにちは。工事担当者の福沢です。近年の地球温暖化による気温の上昇で、夏季の児童・生徒の受業に支障を来たす様になってまいりました。涼しいと言われる信州飯田でも例外ではなく、市の発注により、市立の小中学校の機械設備設置工事がここ数年間行われています。
竜東中学校では先年より職員室、普通教室を中心に機械設備設置工事を行いましたが、今年は特別教室を中心に数教室の設置工事を行いました。通常の日は授業、部活動等が行われているので、工事は授業等へ支障を及ぼさない様に、授業の合間を縫って作業を行ったり、放課後に作業を行ったりしました。又、大きな音が出る工事は学校が休日である土・日曜日、祝日を利用して行いました。先生方、生徒等が大勢いる場所での作業なので安全はもちろんですが周辺への配慮に気を遣う工事でした。今後、生徒達が快適な夏の授業を受けることが出来れば私達にとって大変嬉しい事と思います。
令和3年度 小中学校空調設備整備事業 旭ヶ丘中学校機械設備工事しゅん工
工事名:令和3年度 小中学校空調設備整備事業 旭ヶ丘中学校機械設備工事
工事場所:長野県飯田市大瀬木
工 期:令和3年4月27日から令和3年7月2日まで
工事内容:特別教室のエアコン設置
発注者:飯田市
本工事は近年の猛暑による熱中症対策として、一昨年より飯田市の小中学校にエアコンを設置する工事です。
一昨年より飯田市内の小学校普通教室から始まり中学校普通教室、小学校特別教室そして今回の中学校特別教室とエアコン設置工事を飯田市より発注され小池建設㈱もこれまで4回施工をしてきました。
中学校内での工事ということで、平日は生徒たちが授業をしているので、子供たちの安全を考慮し、又授業の妨げにならないよう基本的には土日に集中して工事を行い。どうしても平日に作業が必要な場合は、生徒が下校した後や、小学校と打合せを行い利用しない時間帯にピンポイントで施工しました。
今回の工事ではGHPの機種とEHPの機種が混同しており、GHPの機種は一昨年設置したGHP屋外機の余剰能力にあった台数を既存管から分岐して設置する機種と、新たに屋外機を追加して室内機を増やす機種とあり、EHPはパッケージエアコンをそれぞれの部屋に個々内機と外機を設置したのですが、冷媒管や職員室で操作する為のリモコン線の配管配線ルートが設置する場所によって様々なのでその調査や実際の施工に大変苦労しました。特に天井裏は作業スペースが狭い為、職人さんが苦労して施工してくれました。
日立建機日本㈱飯田営業所倉庫新築工事 完成
工事名:日立建機日本㈱飯田営業所 倉庫新築工事
工事場所:長野県飯田市松尾明
工 期:令和2年12月14日から令和3年3月27日まで
工事内容:資材倉庫新築工事
発注者:日立建機日本㈱ 飯田営業所
こんにちは、工事担当者の熊谷です。
本工事は日立建機日本株式会社 飯田営業所の敷地内に新たに資材倉庫を新築する工事でした。
建物は鉄骨2階建て、1階に会議室・書庫・資材倉庫、2階が資材倉庫で、建物中央部分が吹き抜けとなっており、ホイストクレーンにて資材を上げ下げする仕組みになっております。
日立建日本株式会社 飯田営業所様より、設計から施工まで一貫管理を依頼され昨年9月より地盤調査・設計を経て、12月より着工し2021年3月末に完成いたしました。
今回の建物は2階に資材を収納するということで、資材吊り上げ用のホイストクレーンがついております。ホイストクレーンの設置は今回初めての経験で、ちょっとドキドキしちゃいましたが、無事設置することが出来ました。
又外壁の角波板が下から上ま一枚もので7mあるのですが、風が強い中建物と足場の間を人力で移動して取り付けるのに大変苦労しました。
工事期間中は日立建機様はじめ施設ご利用の皆様には何かとご不憫ご迷惑をお掛けしたと思いますが、無事完成することが出来ありがとうございました。何か建設資材等で必要なものがありましたら、ぜひ松尾明の日立建機日本㈱ 飯田営業所(通称レック)をご利用頂ければ幸いです。
1階資材置き場
ここからホイストクレーンで2階へ資材を上げます。
2階資材置き場
手摺が着脱式になっており資材の大きさによっては手摺を外して搬出入します。
2階資材置き場