令和2年度 小渋ダム土砂掘削工事

工 事 名:令和2年度 小渋ダム土砂掘削工事
工事場所:長野県上伊那郡中川村大草地先
工  期:令和3年3月10日~令和3年11月30日
工事内容:河川土工(掘削工14,100m3、残土処理工16,130m3)・仮設工1式
発 注 者:中部地方整備局 天竜川ダム統合管理事務所
 
 今回この工事を担当します現場代理人の鈴木フェリペユキオと、主任技術者の 太田 宏です。
昨年と同じメンバーですが、よろしくお願いいたします。
 この工事は、大雨時の災害発生を低減する目的で、小渋ダム内に溜まった土砂を掘削して外へ出し、ダム内に多く貯水させる事を目的とした浚渫工事です。
 今回の施工箇所は昨年と同じ場所である、県道59号線(松川インター大鹿線)滝沢橋下の堆積した土砂の掘削と、ダム湖内仮置場からの土砂受入れ地までの搬出する工事です。
搬出時は大型ダンプトラック十数台が一般道路の運行しますので、近隣の皆様に ご迷惑をお掛けすることもあるかもしれませんが、何卒御理解とご協力をお願い致します。
 
 この工事は、大型ダンプトラック十数台が一般道路を走行する為、全車両に営業無線を配布して走行時の道路状況の連絡を密に取合い、一般車、ダンプトラック同士の避け合い等に役立て、安全に走行する予定です。
 また運行管理システムを使用して、全ダンプトラックへGPSを搭載させて走行する事で、スピードの出し過ぎはないか、決められた運行ルートで走行しているか、車間距離を保って走行しているか等、安全走行の管理 確認する予定です。
 更に、ダンプトラックへ土砂を積み込む際、過積載防止対策として積込み機械に積載量の計測が出来る装置を取付けて、積込み機械の運転手が手元のモニターで最大積載量を超えない様に重量の確認して作業を行います。
 この事から、一般道路の破損を抑制、CO2の削減することにもつながり、環境にやさしい工事をします。この工事が無事故、無災害で終わる様に、協力会社及び弊社一丸となって頑張っていきたいと思います。

2021年4月5日