令和3年度 基幹管路耐震化事業 送水管布設工事

工 事 名: 令和3年度 基幹管路耐震化事業 送水管布設工事
工事場所: 市道1-10号 大門今宮線 飯田市 東野
工  期: 令和3年10月26日~令和4年7月29日
工事内容: 路線延長 L=908m【水道用ダクタイル鋳鉄管(DIP)】
GX形φ400 L=893.0m GX形φ300 L=1.4m GX形φ200 L=14.0m 仕切弁φ400 N=1基 仕切弁φ300 N=1基
地下式消火栓 N=1基
発 注 者: 飯田市
 
当現場の現場代理人を務めさせていただきます、三石翔太と主任技術者の中山富雄と申します。
この工事は管路延長が908.0mと非常に広い範囲の工事になります。その中でも2つの路線に分かれており、交通規制に伴う工事の為各所に看板の設置や迂回路表示などを行い安全に施工したいと思います。工事着手は1月上旬を予定しています。
 現在使用している送水管は、長年使用しており劣化等により破裂、損傷した場合に市民の生活に大きな影響を与えることになります。その為、今回の工事のように新しい送水管を新設することによって、安心して水を使用することができます。 
 また工事車両の通行があり地元住民の皆様にはご迷惑をお掛けしますが、何卒ご理解ご協力をお願い致します。
 
今回の工事では【水道用ダクタイル鋳鉄管GX形】を使って施工します。この管の特性としては耐久性が良く強度も有り衝撃に強く耐震性が優れています。金属材料の中では腐食にも強い本管です。飯田市ではまだ布設していないφ400の非常に太くて重い本管を使用します。
 また、本管の周りにはエポキシ樹脂粉体塗装が施されているので、高度の高い防食性、耐久性を持ち溶剤を含まない焼付型塗装である為水質衛生にも優れています。このような本管を使用して施工するので、破損等の心配もなく地元住人の方も安心して頂けると思います。
 交通量の多い幹線道路への布設になるので、一般車、歩行者の通行の支障にならよう安全管理には特に注意して施工を進めます。施工管理では、既設の水道管、下水道管、ガス管、排水管等の埋設物がありますので慎重に掘削作業を行い、埋設物があった場合は手作業で作業を行います。工期末の7月頃には本復旧舗装を施工する予定です。本復旧までの時間が短いため、路盤の締固めを充分に行い供用後舗装版の沈下が起こらないよう品質管理に努めます。

2021年11月10日