令和3年度 小渋ダム松除橋地区掘削工事

工 事 名 :令和3年度 小渋ダム松除橋地区掘削工事
工事場所:長野県下伊那郡大鹿村大河原地先
工  期:令和3 年10 月15 日~(当初:令和4年2月28日)→変更:令和4 年6 月30 日
工事内容:河川土工1式、道路土工1式、仮設工1式、カルバート工1式、構造物撤去工1式
発 注 者 :天竜川ダム統合管理事務所
 
今回この工事を担当します現場代理人兼主任技術者の 太田 宏です。
よろしくお願いいたします。
この工事は、大雨時の災害発生を低減する目的で、小渋ダム内に溜まった土砂を掘削して外へ出し、ダム内に多く貯水させる事を目的とした浚渫工事です。
今回の施工箇所は、松除橋より300m下流に堆積した土砂を50,000m3掘削して、中川村藤公園の土砂受入地までの土砂搬出及び、盛土をする工事です。
土砂搬出時は大型ダンプトラックが一般道路を運行しますので、近隣の皆様に ご迷惑をお掛けすることもあるかもしれませんが、何卒御理解とご協力をお願い致します。
 
土砂搬出時は大型ダンプトラック全車両に営業無線を配布して、走行時の道路状況の連絡を密に取合い、車同士の避け合い等に役立て、一般車優先して安全に走行しています。
また運行管理システムを使用して、全ダンプトラックへGPSを搭載させて走行する事で、スピードの出し過ぎはないか、決められた運行ルートで走行しているか、車間距離を保って走行しているか等、安全走行の管理 確認をしています。
更に、ダンプトラックへ土砂を積み込む際、過積載防止対策として積込み機械に積載量の計測が出来る装置を取付けて、積込み機械の運転手が手元のモニターで最大積載量を超えない様に重量の確認して作業を行っています。
この事から、一般道路の破損を抑制やCO2の削減することにもつながり、環境にやさしい工事をしています。
土砂受入地の藤公園 盛土作業では、ICT機器を搭載した大型機械を使用して、1層30cm毎に敷き均し、締固め作業を行い、安全かつ品質の良い施工を行っています。
この工事が最後まで無事故、無災害で終わる様に、協力会社及び弊社一丸となって頑張っていきます。

2021年10月29日