令和2年度 天竜川山吹築堤護岸工事

工 事 名:令和2年度 天竜川山吹築堤護岸工事
工事場所:長野県下伊那郡高森町山吹地先
工  期:令和2年8月18日から令和3年3月26日まで
工事内容:河川土工 1式、護岸基礎工 1式(プレキャスト基礎A型 L=535m)、法覆護岸工 1式
(石積(張)工 A=833m2、多自然型護岸工 A=2,180m2)、根固工 1式、水制工 1式
構造物撤去工 1式、仮設工 1式
発 注 者:国土交通省中部地方整備局天竜川上流河川事務所
 
 今回この工事の監理技術者を務めさせていただきます 監理技術者の小池昂史と現場代理人の森本聖大と申します。
 この工事は、台風や大雨による河川の増水から堤防を守ることを目的とした護岸工事になります。
工事ではICT施工「ドローンによる起工測量、三次元設計データ作成、ICT建機による施工」等を行い、工事現場をより早く、より安全に施工しするよう努めていきます。また当現場では週休2日制を取り入れ、安心して働くことができる現場環境にしたいと思っております。
 近隣の皆様には資材搬入や生コン車、残土搬出などで大型車両の通行や騒音等、ご迷惑をおかけすることもあるかと存じますが、細心の注意を払いながら進めてまいりますので、何卒ご理解ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 
◆この工事はICT活用工事です◆
 3D-MGショベルはマルチGNSS受信機による正確な位置把握により、杭打ちや出来形管理等の測量作業の軽減が可能です。オペレータはモニターに表示される設計とバケット位置との差を常に確認しながら作業ができ、正確な作業が行えると共に作業負担が軽減されます。経験や感覚に頼っていた作業から、信頼性の高い確実な施工を実現します。丁張り設置もほとんど不要となり大幅にコスト削減できると共に、高効率な作業が可能になります。
 バケット位置は常に画面に表示されるため、貯水池などの曲線の多い複雑な形状の掘削や刃先の見えにくい場所、水面下などでの作業においても設計通りの施工が実現します。

2020年10月19日