令和5年度 天竜川飯田地区堤防維持管理修繕工事 しゅん工

工 事 名 :令和5年度 天竜川飯田地区堤防維持管理修繕工事
工事場所:飯田河川出張所管内
工  期:令和5年4月1日~令和6年3月31日
工事内容:天竜川堤防の除草、河川・堤防の巡視(管理)、堤防を正常に維持する為の修繕、
     雑木の伐採作業
発 注 者 :国土交通省 中部地方整備局 天竜川上流河川事務所
 
 当工事は天竜川の堤防管理が主な仕事です。堤防の状態が何時でも監視出来るように、又天竜川の水流の妨げにならない様に堤防の除草を行っています。管理の範囲は上流側は高森町・豊丘村間に架かる「万年橋」から下流は龍江・川路間に架かる「姑射橋」迄の約20㎞間の右岸、左岸です。
 除草作業は春と秋の年2回行います。作業は草刈りから集草、焼却処分を行うまでの工程です。草刈作業はリモコン式草刈機(下の写真参照)で行う箇所と肩掛式草払機(通称「ビーバー」)で行う箇所があります。数箇所に集草して焼却を行いますが6月7月頃の焼却作業は暑さ、湿気との戦いで、熱中症が最も心配される作業でもあります。
 降雨等に依る天竜川の増水時には管理範囲内の堤防巡視を行い、堤防の異常発生の有無を確認する作業を行っています。梅雨時等降雨量の多くなる季節は天気予報に注意して何時でも出動できる様に準備をしています。
 冬季で天竜川の水位が低くなる時期には護岸の修繕等、増水時には行えない工事を行う事もあります。
 
 

2024年4月12日

令和4度 天竜川飯田管内維持修繕工事 しゅん工

工 事 名 :令和4度 天竜川飯田管内維持修繕工事
工事場所:飯田河川事務所管内
工  期:令和5年4月3日~令和6年3月29日
工事内容:河川維持修繕作業1式
発 注 者 :中部地方整備局 天竜川上流河川事務所
 
 本工事は、天竜川の飯田市天竜峡の姑射橋から、高森町と豊丘村に掛かる万年橋までの間の河川維持修繕工事を1年かけて行う工事でした。
 傷んだ護岸修繕や護岸、河原の支障木の撤去、車止めポストの新設、移設等を施工させていただきました。天竜川の作業ということもあり6月~9月は増水による被害を想定し大がかりな作業が出来ず、工期後半に作業が集中する傾向にあります。本年度は大きな増水がありませんでしたが、それでも増水による被害はあり応急的作業も発生しました。又伊久間地区護岸補修では、大掛かりな瀬替えを行っていたところに2月の思いもよらぬ降雨に見舞われ作業ができない日が在りましたが、何とか工期内に作業を終えることが出来ました。
 この工事を通して、何気なく見ている天竜川も増水する毎の変化を感じられ、無災害に備える日々の点検巡視の必要性に気付く事が出来ました。
 工期中関係の皆様には大変ご迷惑をお掛けしましたが、皆様のご協力のお陰で事故もなく無事作業を終える事が出来ました。感謝いたします、ありがとうございました。
 
 

2024年4月10日

令和5年度 天竜川山吹地区築堤護岸工事 しゅん工

工 事 名 :令和5年度 天竜川山吹地区築堤護岸工事
工事場所:長野県下伊那郡高森町山吹地先
工  期:令和5年7月1日~令和6年3月29日
工事内容:河川土工・護岸基礎工・法覆護岸工・根固め工・擁壁工・水路工・排水構造物工・
     構造物撤去工・仮設工
発 注 者 :国土交通省 中部地方整備局 天竜川上流河川事務所
 
 今回この工事を担当しました現場代理人の小池昂史です。
 この工事は、台風や大雨による河川の増水から堤防を守ることを目的とした護岸工事になります。
工事ではICT施工「ドローンによる起工測量、三次元設計データ作成、ICT建機による施工」等を行い、工事現場をより早く、より正確、より安全に施工するよう努めてきました。 
 3D-MGショベルはマルチGNSS受信機による正確な位置把握により、杭打ちや出来形管理等の測量作業の軽減、重機オペレーターはモニターに表示される設計とバケット位置との差を常に確認しながら作業ができ、正確な作業が行えると共に作業負担が軽減され、経験や感覚に頼っていた作業から、信頼性の高い確実な施工を少しでも実現できたと思います。また当現場では週休2日相当を取り入れ、安心して働くことができる現場環境を目指し、工程を管理いたしました。
 工事を行っている最中は大変忙しく悩ませられることが多々ありましたが直営作業員、下請業者の方々と綿密な打合せを重ね何とか無事工事を完了させることができました。
 地域住民の方々の御理解・御協力もあり、自然災害が多発する中ではございますが、無事故・無災害で工事を終了する事ができました。長い期間誠にありがとうございました。
 
 

2024年4月5日

令和5年度 電源立地地域対策交付金事業 道路舗装修繕工事 しゅん工

工 事 名 : 令和5年度 電源立地地域対策交付金事業 道路舗装修繕工事
工事場所:市道1-8号 飯田下山線 飯田市 鼎 名古熊
工  期:R5.6.21~R5.12.22(竣工は11.30)
工事内容:施工延長 L=160m 表装工 A=1,060㎡ 路上路盤再生工 A=1,030㎡
発 注 者 : 飯田市
 
工事場所がアップルロードへのアクセス道路で、しかも学校・市立病院・商業施設もあり大変交通量の多い場所の為、交通規制・解放時間に苦慮しました。また大型機械による施工なのでその保管場所・作業員の駐車場確保にも苦労しましたが、近隣の方々が快く貸して下さいました。心から感謝申し上げます。
当初本工事を左車線1日、右車線1日の2日を予定しましたが、マンホールのある車線(右側)は経験上手間がかかるので交通解放時間を考慮して2日に分けて施工しました。そのかいあってラッシュ時となる16時30分には解放出来ました。また信号機手前が工事区間終点のため交通誘導員を増員して事故防止に努めました。
これからの道路補修工事はこの工法が多く採用されそうなので良い経験と勉強になりました。
 
 

2023年12月1日

令和4年度 県単道路橋梁維持(舗装修繕)工事 しゅん工

工 事 名 :令和4年度 県単道路橋梁維持(舗装修繕)工事
工事場所:(国)256号 飯田市北方
工  期:令和5年1月14日から令和5年7月12日
工事内容:切削オーバーレイ工
発 注 者 :飯田建設事務所
 
 本工事は、国道256号線の飯田市北方での工事でした。
本工事は国道ということもあり交通量が多く、施工範囲内に会社・病院・お店などが有り人の出入りが多い為、夜間での施工となりました。
また、片側車線毎の施工予定でしたが、施工中反対車線側へ機械がはみ出してしまう為、全面通行止での施工を行いました。
 夜間の住宅街での施工ということで、騒音振動に特に配慮しました。
夜間作業の際は投光器の使用が必要ですが、エンジン式の発電機ではエンジン音が常時響いてしまう為、バッテリー式のものを使用しました。
また、舗装切断時に発生するエンジンカッターの風切り音・切断音についても、それらの発生を抑制できる刃を使用し最小限に抑えることができました。
 最後に、夜間通行止めでの作業ということで、帰宅時遠回りされた方や睡眠時間に影響を受けた方もいらっしゃると思います。
地元の皆様には大変ご迷惑をおかけしましたが、ご理解とご協力をいただき誠にありがとうございました。
 
 

2023年7月24日

令和4年度 天竜川下市田地区護岸修繕工事 しゅん工

工 事 名 :令和4年度 天竜川下市田地区護岸修繕工事
工事場所:長野県下伊那郡高森町下市田地先
工  期:令和4年9月1日~令和5年3月24日
工事内容:河川土工 1式、護岸基礎工 1式、法覆護岸工 1式、根固め工 1式、
     構造物撤去工 1式、仮設工 1式 
発 注 者 :国土交通省中部地方整備局天竜川上流河川事務所
 
 今回この工事を担当しました現場代理人の小池昂史です。
 この工事は、台風や大雨による河川の増水から堤防を守ることを目的とした護岸工事になります。
工事ではICT施工「ドローンによる起工測量、三次元設計データ作成、ICT建機による施工」等を行い、工事現場をより早く、より正確、より安全に施工するよう努めてきました。 
 3D-MGショベルはマルチGNSS受信機による正確な位置把握により、杭打ちや出来形管理等の測量作業の軽減、重機オペレーターはモニターに表示される設計とバケット位置との差を常に確認しながら作業ができ、正確な作業が行えると共に作業負担が軽減され、経験や感覚に頼っていた作業から、信頼性の高い確実な施工を少しでも実現できたと思います。また当現場では完全週休2日制を取り入れ、安心して働くことができる現場環境を目指し、工程を管理いたしました。
 工事を行っている最中は大変忙しく悩ませられることが多々ありましたが直営作業員、下請業者の方々と綿密な打合せを重ね何とか無事工事を完了させることができました。
 地域住民の方々の御理解・御協力もあり、自然災害が多発する中ではございますが、無事故・無災害で工事を終了する事ができました。長い期間ではありましたが誠にありがとうございました。
 
 

2023年4月28日

令和4年度 天竜川飯田地区堤防維持管理修繕工事 しゅん工

工 事 名 :令和4年度 天竜川飯田地区堤防維持管理修繕工事
工事場所:飯田河川出張所管内
工  期:令和4年4月1日~令和5年3月31日
工事内容:天竜川堤防除草、維持管理、修繕
発 注 者 :国土交通省 中部地方整備局 天竜川上流河川事務所
 
 本工事は天竜川の豊丘村、高森町の間に架かる「万年橋」から天竜峡「姑射橋」迄の約20㎞間の左岸、右岸堤防の除草作業及び川路の寄州での樹木伐採、整地作業が主な作業でした。除草作業はリモコン式草刈機と人力に依る肩掛式草払機の作業で、年2回、前期(5月~7月)後期(9月~11月)に分けて行いました。真夏に日陰の少ない堤防上での草刈作業、炎天下での刈り取った草の焼却作業と作業者にとって過酷な仕事でした。一番懸念されたのが作業従事者の熱中症に依るダウンでしたが、作業前のミーティングでの指示や作業中の注意喚起で一人の患者も出さずに作業を終えることが出来ました。又、川路での樹木伐採・整地作業は樹齢数十年の大木や灌木の除去作業を行いました。JR飯田線、鉄橋脇の喬木伐採時にはJRと協議をして、電車通過前の作業中断、倒木が鉄橋に当たらない対策等細かな配慮が必要でした。
 伐採、除根、整地、搬出作業に依り、上の完成写真に載せたように広い砂地が出来、増水時には障害物が無く、スムーズな水の流れが得られ様になりました。この様に天竜川の景観を良くし、流水の円滑な流れを目的とする当工事は無事終了する事が出来ました。
 
 

2023年4月13日

令和4年度 天竜川飯田地区維持修繕工事 しゅん工

工 事 名 :令和4年度 天竜川飯田地区維持修繕工事
工事場所:飯田河川出張所管内
工  期:令和4年5月6日~令和5年3月31日
工事内容:河川修繕作業
発 注 者 :国土交通省 中部地方整備局 天竜川上流河川事務所
 
 本工事は天竜川に関係する構造物の安全性を確保する為の工事です。施工範囲は下伊那郡天龍村静岡県堺から下伊那郡高森町万年橋間になります。
 今年度の作業は広範囲の中州、寄州の樹木伐採作業を主に行いました。河川内の樹木は出水時にさらなる増水の原因になるため、伐採することで本来の河積の確保及び河川点検時に樹木による死角を無くすことが目的でした。
 また護岸補修作業も行いましたが、そこは車両、重機が進入できない箇所であったため大半を人力作業で行うなど条件が非常に悪い作業もありました。
 この工事の特徴でもありますが施工範囲が広く多種多様な作業があること、工事期間中は作業が集中し広範囲の中で数班に分かれて作業する必要があることで、労働災害防止、工程管理、各班の人員配置や連絡体制、機械の選定など苦労する場面が多くありました。ですが、作業所のメンバーや協力業者の皆が一丸となることで、工事を無事に完了させることが出来ました。
 また地元住民の皆様にはご理解ご協力を頂き、1年と長い期間ではありましたが皆様方のお陰で事故無く無事に竣工する事ができました。誠にありがとうございました。
 
 

2023年4月5日

令和4年度 公共施設等適正管理推進事業 道路舗装補修工事 しゅん工

工 事 名 :令和4年度 公共施設等適正管理推進事業 道路舗装補修工事
工事場所:市道山本294号線 飯田市 山本 久米
工  期:令和4年10月26日~令和5年3月24日
工事内容:アスファルト舗装工事 L=500m W=4.75~4.8m A=2370㎡
発 注 者 :長野県 飯田市 建設部 維持管理課
 
 本工事では、傷んでしまった道路を一度取壊し、新しく舗装を作り直す工事を行いました。
施工時期が冬場であった為、合材の温度管理、品質管理を徹底し、施工管理に努めました。舗設時は天気に恵まれとても暖かい日に舗設を行うことができました。品質管理として、転圧時の温度管理を【転圧名人】という機械を使用し施工を行いました。【転圧名人】とは、放射温度計を転圧機械に設置し、放射温度計が読み取った温度をオペレーターが簡単に把握できる機械になります。これにより初期転圧の時期を的確に把握することができ、品質向上につながります。舗設時は舗装の熱によりとても暑くなり、冬場でも熱中症の危険があります。作業員の皆様の体調変化に気を配りお互い声を掛け合いながら施工を行い、無事に無事故無災害で施工を完了することができました。ありがとうございました。
 工事期間中は施工箇所を全面通行止めにして施工を行ったため、地元の皆様、通行されたい方々には大変ご迷惑をお掛けしましたが、皆様のご協力のもと無事に工事を完了することができました。ありがとうございました。
 
 

2023年4月4日

令和3・4年度 土木施設補助災害復旧事業 道路災害復旧工事 河川災害復旧工事 しゅん工

工 事 名 :令和3・4年度 土木施設補助災害復旧事業 道路災害復旧工事 河川災害復旧工事
工事場所:市道上村102号線 (普) 蛇洞沢川 飯田市 上村 日影岩
工  期:令和3年8月12日~令和5年3月24日
工事内容:復旧延長 L=272.0m W=3.0m 復旧延長 L=132.2m
発 注 者 :飯田市
 
 現場は矢筈トンネルを抜けすぐに右折。しらびそ高原入口のしらびそ橋を渡らず直進します。約2㎞程道なりに進むと「大島河原河川公園オートキャンプ場」が左手にあり、更に100m程の所です。
 「令和2年7月豪雨」災害により被災した道路と河川の災害復旧の工事でした。どこから手をつければいいのかという程の荒れ様でした。標高も1000mを越え夏は避暑地として最高でしょうが冬は極寒と化すため土木現場としての冬は最低です。その為、冬季の進捗は望めず工期延長を余儀なくされました。
 雨期には河川が増水し川幅も狭い為、当初計画していた仮排水では対応できなかったので直径1mの排水パイプを左岸に2列配置し、右岸側のブロック積を施工。完了後仮排水を右岸に移動して左岸側の構造物を施工しました。これにはもう一つの理由があり、当現場の上流で林務課発注工事を他業者が受注していて我が現場内を資材運搬・通勤に利用しなければなりませんでした。
舗装工は最終段階の施工であり、外気温に左右される工種で年末舗設ができませんでした。1月から3月中旬までは現場休工となりましたが、工期末にはどうにか天気にも恵まれ無事工期内施工にこぎつけました。
 地元関係者は少ないのですが、現場下流のキャンプ場はこれで安心して利用できるのではないでしょうか。私も一度このキャンプ場を利用したいと思います。是非一度お立ち寄りください。
 
 

2023年3月30日