工 事 名 :令和4年度 県単道路橋梁維持(舗装修繕)工事
工事場所:(国)256号 飯田市北方
工 期:令和5年1月14日から令和5年7月12日
工事内容:切削オーバーレイ工
発 注 者 :飯田建設事務所
本工事は、国道256号線の飯田市北方での工事でした。
本工事は国道ということもあり交通量が多く、施工範囲内に会社・病院・お店などが有り人の出入りが多い為、夜間での施工となりました。
また、片側車線毎の施工予定でしたが、施工中反対車線側へ機械がはみ出してしまう為、全面通行止での施工を行いました。
夜間の住宅街での施工ということで、騒音振動に特に配慮しました。
夜間作業の際は投光器の使用が必要ですが、エンジン式の発電機ではエンジン音が常時響いてしまう為、バッテリー式のものを使用しました。
また、舗装切断時に発生するエンジンカッターの風切り音・切断音についても、それらの発生を抑制できる刃を使用し最小限に抑えることができました。
最後に、夜間通行止めでの作業ということで、帰宅時遠回りされた方や睡眠時間に影響を受けた方もいらっしゃると思います。
地元の皆様には大変ご迷惑をおかけしましたが、ご理解とご協力をいただき誠にありがとうございました。
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令和4年度 天竜川下市田地区護岸修繕工事 しゅん工
工 事 名 :令和4年度 天竜川下市田地区護岸修繕工事
工事場所:長野県下伊那郡高森町下市田地先
工 期:令和4年9月1日~令和5年3月24日
工事内容:河川土工 1式、護岸基礎工 1式、法覆護岸工 1式、根固め工 1式、
構造物撤去工 1式、仮設工 1式
発 注 者 :国土交通省中部地方整備局天竜川上流河川事務所
今回この工事を担当しました現場代理人の小池昂史です。
この工事は、台風や大雨による河川の増水から堤防を守ることを目的とした護岸工事になります。
工事ではICT施工「ドローンによる起工測量、三次元設計データ作成、ICT建機による施工」等を行い、工事現場をより早く、より正確、より安全に施工するよう努めてきました。
3D-MGショベルはマルチGNSS受信機による正確な位置把握により、杭打ちや出来形管理等の測量作業の軽減、重機オペレーターはモニターに表示される設計とバケット位置との差を常に確認しながら作業ができ、正確な作業が行えると共に作業負担が軽減され、経験や感覚に頼っていた作業から、信頼性の高い確実な施工を少しでも実現できたと思います。また当現場では完全週休2日制を取り入れ、安心して働くことができる現場環境を目指し、工程を管理いたしました。
工事を行っている最中は大変忙しく悩ませられることが多々ありましたが直営作業員、下請業者の方々と綿密な打合せを重ね何とか無事工事を完了させることができました。
地域住民の方々の御理解・御協力もあり、自然災害が多発する中ではございますが、無事故・無災害で工事を終了する事ができました。長い期間ではありましたが誠にありがとうございました。
令和4年度 天竜川飯田地区堤防維持管理修繕工事 しゅん工
工 事 名 :令和4年度 天竜川飯田地区堤防維持管理修繕工事
工事場所:飯田河川出張所管内
工 期:令和4年4月1日~令和5年3月31日
工事内容:天竜川堤防除草、維持管理、修繕
発 注 者 :国土交通省 中部地方整備局 天竜川上流河川事務所
本工事は天竜川の豊丘村、高森町の間に架かる「万年橋」から天竜峡「姑射橋」迄の約20㎞間の左岸、右岸堤防の除草作業及び川路の寄州での樹木伐採、整地作業が主な作業でした。除草作業はリモコン式草刈機と人力に依る肩掛式草払機の作業で、年2回、前期(5月~7月)後期(9月~11月)に分けて行いました。真夏に日陰の少ない堤防上での草刈作業、炎天下での刈り取った草の焼却作業と作業者にとって過酷な仕事でした。一番懸念されたのが作業従事者の熱中症に依るダウンでしたが、作業前のミーティングでの指示や作業中の注意喚起で一人の患者も出さずに作業を終えることが出来ました。又、川路での樹木伐採・整地作業は樹齢数十年の大木や灌木の除去作業を行いました。JR飯田線、鉄橋脇の喬木伐採時にはJRと協議をして、電車通過前の作業中断、倒木が鉄橋に当たらない対策等細かな配慮が必要でした。
伐採、除根、整地、搬出作業に依り、上の完成写真に載せたように広い砂地が出来、増水時には障害物が無く、スムーズな水の流れが得られ様になりました。この様に天竜川の景観を良くし、流水の円滑な流れを目的とする当工事は無事終了する事が出来ました。
令和4年度 天竜川飯田地区維持修繕工事 しゅん工
工 事 名 :令和4年度 天竜川飯田地区維持修繕工事
工事場所:飯田河川出張所管内
工 期:令和4年5月6日~令和5年3月31日
工事内容:河川修繕作業
発 注 者 :国土交通省 中部地方整備局 天竜川上流河川事務所
本工事は天竜川に関係する構造物の安全性を確保する為の工事です。施工範囲は下伊那郡天龍村静岡県堺から下伊那郡高森町万年橋間になります。
今年度の作業は広範囲の中州、寄州の樹木伐採作業を主に行いました。河川内の樹木は出水時にさらなる増水の原因になるため、伐採することで本来の河積の確保及び河川点検時に樹木による死角を無くすことが目的でした。
また護岸補修作業も行いましたが、そこは車両、重機が進入できない箇所であったため大半を人力作業で行うなど条件が非常に悪い作業もありました。
この工事の特徴でもありますが施工範囲が広く多種多様な作業があること、工事期間中は作業が集中し広範囲の中で数班に分かれて作業する必要があることで、労働災害防止、工程管理、各班の人員配置や連絡体制、機械の選定など苦労する場面が多くありました。ですが、作業所のメンバーや協力業者の皆が一丸となることで、工事を無事に完了させることが出来ました。
また地元住民の皆様にはご理解ご協力を頂き、1年と長い期間ではありましたが皆様方のお陰で事故無く無事に竣工する事ができました。誠にありがとうございました。
令和4年度 公共施設等適正管理推進事業 道路舗装補修工事 しゅん工
工 事 名 :令和4年度 公共施設等適正管理推進事業 道路舗装補修工事
工事場所:市道山本294号線 飯田市 山本 久米
工 期:令和4年10月26日~令和5年3月24日
工事内容:アスファルト舗装工事 L=500m W=4.75~4.8m A=2370㎡
発 注 者 :長野県 飯田市 建設部 維持管理課
本工事では、傷んでしまった道路を一度取壊し、新しく舗装を作り直す工事を行いました。
施工時期が冬場であった為、合材の温度管理、品質管理を徹底し、施工管理に努めました。舗設時は天気に恵まれとても暖かい日に舗設を行うことができました。品質管理として、転圧時の温度管理を【転圧名人】という機械を使用し施工を行いました。【転圧名人】とは、放射温度計を転圧機械に設置し、放射温度計が読み取った温度をオペレーターが簡単に把握できる機械になります。これにより初期転圧の時期を的確に把握することができ、品質向上につながります。舗設時は舗装の熱によりとても暑くなり、冬場でも熱中症の危険があります。作業員の皆様の体調変化に気を配りお互い声を掛け合いながら施工を行い、無事に無事故無災害で施工を完了することができました。ありがとうございました。
工事期間中は施工箇所を全面通行止めにして施工を行ったため、地元の皆様、通行されたい方々には大変ご迷惑をお掛けしましたが、皆様のご協力のもと無事に工事を完了することができました。ありがとうございました。
令和3・4年度 土木施設補助災害復旧事業 道路災害復旧工事 河川災害復旧工事 しゅん工
工 事 名 :令和3・4年度 土木施設補助災害復旧事業 道路災害復旧工事 河川災害復旧工事
工事場所:市道上村102号線 (普) 蛇洞沢川 飯田市 上村 日影岩
工 期:令和3年8月12日~令和5年3月24日
工事内容:復旧延長 L=272.0m W=3.0m 復旧延長 L=132.2m
発 注 者 :飯田市
現場は矢筈トンネルを抜けすぐに右折。しらびそ高原入口のしらびそ橋を渡らず直進します。約2㎞程道なりに進むと「大島河原河川公園オートキャンプ場」が左手にあり、更に100m程の所です。
「令和2年7月豪雨」災害により被災した道路と河川の災害復旧の工事でした。どこから手をつければいいのかという程の荒れ様でした。標高も1000mを越え夏は避暑地として最高でしょうが冬は極寒と化すため土木現場としての冬は最低です。その為、冬季の進捗は望めず工期延長を余儀なくされました。
雨期には河川が増水し川幅も狭い為、当初計画していた仮排水では対応できなかったので直径1mの排水パイプを左岸に2列配置し、右岸側のブロック積を施工。完了後仮排水を右岸に移動して左岸側の構造物を施工しました。これにはもう一つの理由があり、当現場の上流で林務課発注工事を他業者が受注していて我が現場内を資材運搬・通勤に利用しなければなりませんでした。
舗装工は最終段階の施工であり、外気温に左右される工種で年末舗設ができませんでした。1月から3月中旬までは現場休工となりましたが、工期末にはどうにか天気にも恵まれ無事工期内施工にこぎつけました。
地元関係者は少ないのですが、現場下流のキャンプ場はこれで安心して利用できるのではないでしょうか。私も一度このキャンプ場を利用したいと思います。是非一度お立ち寄りください。
令和4年度 老朽管布設替工事 しゅん工
工 事 名 :令和4年度 老朽管布設替工事
工事場所:飯田市 龍江
工 期:令和4年8月17日~令和5年3月3日
工事内容:路線延長 L=1300m【水道用ダクタイル鋳鉄管(DIP)】
GX形φ150 L=1266.4m GX形φ100 L=27.4m GX形φ75 L=6.8m
仕切弁φ150 N=11基 仕切弁φ100 N=6基 仕切弁φ75 2基 地下式消火栓 N=6基
発 注 者 :飯田市
当現場内には、龍江小学校や龍江保育園があり登下校時は子供たちが多く通行するため、危なくないよう作業を中断し、安全に通行していただきました。山間部では路肩脆弱箇所の補修や路面の落ち葉除去、凍結箇所への塩カル散布等おこないながら安全に作業を進めました。
現在埋設してある塩化ビニール製の水道管は壊れやすく、重機械で掘削をしていると破損をさせる恐れがあるため細心の注意をして掘削作業をおこない、一度も水道管を破損させることなく無事施工を終わらせることができました。また、地元独自の水道管も埋設されていましたが、埋設時期がとても古く資料もなく、掘削・配管作業にはとても苦労しました。今回施工した新しい水道管は破損等の心配のなく地元の方々も安心して水道を使用していただけると思います。
最後に舗装工事が来年度ということで仮舗装のままでの竣工となりましたが、工事に携わった方々、地元の方々のご理解とご協力ありがとうございました。
令和3年度 三遠南信小嵐南道路建設工事 しゅん工
工 事 名 :令和3年度 三遠南信小嵐南道路建設工事
工事場所:長野県飯田市八重河内地先
工 期:令和4年4月15日~令和5年2月28日
工事内容:工事延長L=200m道路改良一式(道路土工一式 地盤改良工一式 擁壁工一式
排水構造物工一式 道路付属施設工一式)
発 注 者 :中部地方整備局 飯田国道事務所
令和4年4月から進めてまいりました工事が、令和5年2月28日をもちまして、無事故無災害にて無事竣工する事が出来ました。工事期間中、地域住民の皆様には多大なるご理解、ご協力を賜り誠にありがとうございました。心より感謝、御礼申し上げます。
今回の工事は、補強土壁(ジオテキスタイル)にて本線路体を盛土しました。ジオテキスタイルとは、織布のように透水性のある繊維を材料としたシート類を言い、このシートを補強材として盛土を行います。盛土材としてトンネル掘削時の発生土(ズリ)を用いますが、粒度にバラつきがあり大きな岩を選り分けるのに苦労しました。
工事場所である八重河内此田地区は、古くから地滑り活動を繰り返しており、昭和51年に地すべり防止区域に指定され、地すべり対策が昭和63年に国の直轄事業になっています。地すべりを防止するため、地下水位を下げる目的で集水井工、横ボーリング工が行われており、当現場内に2箇所の横ボーリングが施工されています。この横ボーリングから抜かれる水は定期的に水量を観測しており、観測のための管理抗を設置しました。この管理抗は盛土の工程を維持する妨げとなりました。
本工事は、国土交通省が提唱するi-Constructionに基づき、ICTの全面的活用を図るため、受注者の提案・希望により起工測量、設計図書の照査、施工、出来形管理、検査及び工事完成図や施工管理の記録及び関係書類について、3次元データを活用するICT活用工事です。対象工種については、マシンガイダンスバックホウ(3次元データが運転席のモニターに表示され、データに従い操作を行う)をメインに盛土敷均し、法面整形を行いました。マシンガイダンスバックホウは人工衛星のよる位置計測が必要です、位置計測には一定数の人工衛星からの電波を受信する必要がありますが、現場は狭谷に位置しており空の広がりが少なく、位置計測に時間を要する場面もありました。
令和4年度 防災対策避難路整備事業 道路改良工事 しゅん工
工 事 名 :令和4年度 防災対策避難路整備事業 道路改良工事
工事場所:市道1-78号中山線 飯田市上久堅堂平
工 期:令和4年8月22日~令和4年12月28日
工事内容:施行延長 L=70.0m W=5.0m 掘削工V=1,030㎥ プレキャストU型側溝 L=33m
プレキャストL型側溝 L=35m 舗装工 A=340㎡ 支障木伐採 1式
発 注 者 :飯田市
この工事は上久堅県道83号線と米川駄科停車線を結ぶ、市道1-78号線(中山線)の改良工事です。
特徴問題点を書きます。
① 地山勾配が急な地山は山が固く、当初設計されていない、岩掘削作業を行う必要が発生した。エンジンカッターにより亀裂をつくりブレイカー掘削を行った。
② 上久堅支所より要望があり、北田遺跡跡地の広場に残土運搬し整地造成した。
地元皆さんの協力を頂き無事に完了しました。ありがとうございました。
令和3年度 県単道路改築工事 しゅん工
工 事 名 :令和3年度 県単道路改築工事
工事場所:(主)飯島飯田線 飯田市 切石~北方
工 期:令和4年3月25日~令和4年12月16日
工事内容:オーバーレイ工 防草シート コンクリート擁壁工
発 注 者 :飯田建設事務所
本工事は、国道250号線の飯田市切石~北方にまたがる区間での道路の改築工事でした。
本工事は飯田市、地元住民の方たちからの要望による施工が多く、舗装修繕、ガードレールの設置、コンクリート補強壁、歩道の段差解消、防草シート等路線全体にかけて大小20ヶ所以上の施工を行いました。
当初は8月までの工期でしたが、地元のお店から7月、8月、12月は交通規制はしないでほしいという要望もあり工程の調整が大変な現場でした。また、国道ということもあり、交通量が多く渋滞になりやすい区間でした。その為、終日の片側交互通行を行っていたときは交通量を感知し、交通量の少ない時は待ち時間が短縮される機能の付いた工事用の信号機を設置し対応することで交通への影響を最小限にすることができました。
最後に、交通規制の機関が長く、その日ごとに規制箇所が変わって困惑された方もいらっしゃると思います。地元の皆様には大変ご迷惑をおかけしましたが、ご理解とご協力をいただき誠にありがとうございました。