令和2年度 三遠南信八重河内道路建設工事しゅん工

工事名称  令和2年度 三遠南信八重河内道路建設工事
工事場所  長野県 飯田市 南信濃
工  期  令和2年7月10日~令和3年7月30日
現場代理人 中山富雄
監理技術者 塚田健二
受注金額
当初契約   ¥356,180,000
第1回変更  ¥356,180,000
第2回変更  ¥465,080,000
第3回変更  ¥479,820,000
完成検査   令和3年8月11日
工事概要
道路土工:掘削(ICT)1式、掘削1式、路体盛土1式、地盤改良工:固結工 薬液注入1式、
安定処理工(セメント系固化材)1式、置換工(RC40)1式、
擁壁工:帯鋼補強土壁・アンカー補強土壁工1式、ジオテキスタイル補強土壁工1式、
石・ブロック積(張)工:大型ブロック天端コンクリート1式、排水構造物工:側溝工(BF300)1式、
仮設工:仮設土留工(鉄筋挿入)1式、集排水ボーリング工1式、残土受入施設工1式

工事完成のご挨拶
 昨年7月より進めて参りました「令和2年度 三遠南信八重河内道路建設工事」が、令和3年7月30日をもちまして、無事故無災害にて無事竣工する事が出来ました。
 工事期間中は、地域住民の皆様には多大なるご理解、ご協力を賜り誠にありがとうございました。
 心より感謝、御礼申し上げます。
現場代理人 中山 富雄


 本工事は、国土交通省が提唱するi-Constructionに基く、3次元測量、3次元設計データ作成、ICT建機による施工、3次元出来形管理を行う工事であった。対象となる道路土工の数量は約2000m3(掘削)と少なく、一般的にはコスト面を重視しICT施工の対象から外されることが多い中、当社はICT建機を自社保有しているため、建機の手配や測位システムの選定に時間を要することなくICT施工に着手した。また、当該掘削箇所は逆巻工法が採用されていたため、掘削出来形の3次元計測も複数回に渡り実施しなければならなかったが、TLS(地上型レーザースキャナー)も自社保有であるため、何時でも計測することが可能であり、現場作業を中断させることなく出来形管理を行った。

当該現場はGNSS(GPS)の補足数が不安定なため、計測当日の状況に合わせてUAV写真測量とTLS測量の2つの技術を用いて3次元計測を行った。
空中写真測量(TSトラッキング)
 

     TLSによる計測状況

2021年8月12日