令和5・6年度 基幹管路耐震化事業 送水管布設替工事

工 事 名 :令和5・6年度 基幹管路耐震化事業 送水管布設替工事
工事場所:国道256号線 飯田市 水神橋
工  期:令和5年8月1日~令和6年11月29日
工事内容:送水管布設工 ΣL=362.1m
  橋梁添架管(アラミド外装PE管φ125) L=325.5m 埋設管(DIPφ150) L=13.1m
  埋設管(アラミド外装PE管φ125) L=23.5m 送水管撤去工 L=357.5m 仮設工 1式                  
発 注 者 :飯田市役所
 
 はじめまして。今回この工事の現場代理人を務めさせていただいております滝澤和也と申します。関係機関の方々と協力しあい安全第一で工事を進めたいと思いますので宜しくお願いします。
この工事は、昭和50年にかけられた水神橋に添架してある水道管(鋼管)が、45年以上経過していて老朽化が進んでおり漏水・破損の恐れがあるため、耐久性・耐震性に優れたアラミド外装ポリエチレン管へと布設替をする仕事をしています。現在は、水神橋の真下にもぐりこんでの作業をするために足場設置の作業を作業員一丸となって行っています。今後も作業員の皆と協力し合い、工事を進めていきたいと思います。工事中は近隣の皆様にご迷惑をお掛けすることもあるかもしれませんが、何卒御理解とご協力をお願い致します。
 
 今回の工事で使用する【アラミド外装ポリエチレン管】の特性としては、水質の安定、長寿命、樹脂製で錆びない、耐震性、優れた可とう性と柔軟性を持った水道管です。また、管の周りに硬質発泡ポリウレタンで断熱層を設けることにより、凍結防止性能を持ち波付鋼管外管、低密度ポリエチレン管で覆い外からの衝撃にも強い水道管になっています。このような本管を使用して施工するので、破損等の心配もなく地元の方々も安心して水道を使用していただけると思います。
また施工面では300m以上ある水神橋の橋下に仮設の吊足場を設置しての作業となり、高所での足場の組み立て作業にはとても危険を伴いますので今回はパネル吊り足場を採用しました。パネル一枚が大きくて軽く強度もありチェーンクランプとチェーンをパネルにつなぐだけで作業床ができ、またパネルを設置しての繰り返しで足場の組み立てができるとても安全で施工性のよい足場となっています。
引き続き、満足のいく品質を確保して、安全管理(特に墜転落災害防止)を徹底して、工事の完成を作業員と一致団結して取り組んでいきたいと思います。

2023年8月21日