令和2年度 老朽管布設替工事

工 事 名:令和2年度 老朽管布設替工事
工事場所:飯田市上郷 下黒田
工  期:令和2年7月15日~令和3年1月29日
工事内容:線路延長 L=805.0m【水道用ダクタイル鋳鉄管(DIP)】
GX形φ100 L=770.0m GX形φ75 L=35.0m 仕切弁φ100 N=5基 仕切弁φ75 N=4基
地下式消火栓 N=2基
発 注 者:飯田市
 

 当工事の現場代理人を務めさせていただきます、三石翔太と、主任技術者の滝沢和也と申します。
 この工事は路線延長が805.0mと非常に広い範囲の工事になります。その中でもそれぞれ3つの路線に分かれており、交通規制を伴う工事の為各所に看板の設置や迂回路表示などを行い安全に施工したいと思います。工事着手は8月下旬を予定しています。
 老朽管布設替とは、長年使用してきた水道管が劣化等により破裂、損傷した場合に市民の生活に大きな影響を与えることになります。その為、今回の工事のように新しい水道管を新設することによって、安心して水を使用することができます。
 また、全面通行止めや、工事車両の通行があり地元住民の皆様にはご迷惑をお掛けしますが、何卒ご理解ご協力をお願い致します。

 
 今回の工事では【水道用ダクタイル鋳鉄管GX形】を使って施工します。この管の特性としては耐久性が良く強度も有り衝撃に強く、金属材料の中では腐食にも強い本管です。
 更に本管の周りにはポリエチレンスリーブを被覆することによって土壌と本管との直接の接触を防ぎ、防食効果がより高くなります。
 また、本管の周りにはエポキシ樹脂粉体塗装が施されているので、高度の高い防食性、耐久性を持ち溶剤を含まない焼付型塗装である為水質衛生性にも優れています。このような本管を使用して施工するので、破損等の心配もなく地元住民の方も安心して頂けると思います。
 また安全管理として夏場での作業は熱中症が懸念されるので、簡易テントとミスト扇風機の設置、塩飴やスポーツドリンクで塩分水分の補給、安全教育時には熱中症対策について教育を行う予定であり、熱中症災害の防止を重点的に行います。
 施工管理では管路掘削時、埋設物がある可能性があるので慎重に掘削作業を行い埋設物があった場合は手作業で作業を行います。工期末の1月頃には本復旧舗装を施工する予定なのでアスファルト合材が冷めないよう、製造プラントとの連携、運搬時のシート2枚掛、施工中の温度管理などアスファルト舗装の品質管理を徹底します。

2020年8月1日