令和2年度 県営中山間総合整備事業 高森地区 千早原舗装その2工事

工 事 名:令和2年度県営中山間総合整備事業 高森地区 千早原舗装その2工事
工事場所:下伊那郡 高森町 出原
工  期:令和2年7月2日~令和2年10月29日
工事内容:舗装工事 施工延長307m W=5.0(6.0)m  A=1,892m2 他工事
発 注 者:南信州地域振興局 農地整備課
 
 当工事の現場代理人兼、主任技術者を務めさせていただきます、杉浦 尚と申します。
この工事は、前年度工事で拡幅した道の舗装工事を施工します。最後の仕上げとなる施工なので出来形、品質管理を確実に行い、又、地元関係者の皆様のお話をよく聞き、より良い道路になるように邁進します。工事着手は8月のお盆明けを予定しております。
 本工事では、週休2日制を取り組み当現場の従事者のライフワークバランスを安定させ、安心して働くことができる現場環境にしたいと思っております。
 施工箇所周辺には、果樹園や畑などが隣接しています。通行止めにて作業を行うため地元住民、農家の皆様には大変ご迷惑をお掛けしますが、何卒ご理解ご協力をお願い致します。
 
 ★舗装温度管理(赤外線放射温度計)
 舗装の適切な転圧温度を一目見ただけでわかるように、転圧機械にこの温度計を設置し安定した品質を目指します。舗装は、適切な温度で転圧をしないと平坦性の低下、ヘアクラックなどを引き起こし、品質や施工性の低下を引き起こします。この機械の特徴として、転圧する機械に赤外線センサーを取り付け、施工中の敷均した舗装の温度をオペレーターがモニターを見るだけで把握し、適切なタイミングで転圧できるようになり、施工効率をアップします。
 ★熱中症対策
 施工開始の予定がお盆明けの暑い時期となります。現場内には日影があまりなく、又、舗装施工中はアスファルトの熱により体感温度がかなり上昇するため、作業員が熱中症になる危険性があると考え、仮設のテントを設置し、そこで少しでも休憩できるようにと考えています。テント内にはミスト扇風機、塩飴や水分補給のための水筒を設置し作業員の方たちがそこで休憩できるようにして、熱中症へのリスクを軽減できるように配慮します。

2020年7月27日

令和2年度 老朽管布設替工事

工 事 名:令和2年度 老朽管布設替工事
工事場所:飯田市上郷 下黒田
工  期:令和2年7月15日~令和3年1月29日
工事内容:線路延長 L=805.0m【水道用ダクタイル鋳鉄管(DIP)】
GX形φ100 L=770.0m GX形φ75 L=35.0m 仕切弁φ100 N=5基 仕切弁φ75 N=4基
地下式消火栓 N=2基
発 注 者:飯田市
 

 当工事の現場代理人を務めさせていただきます、三石翔太と、主任技術者の滝沢和也と申します。
 この工事は路線延長が805.0mと非常に広い範囲の工事になります。その中でもそれぞれ3つの路線に分かれており、交通規制を伴う工事の為各所に看板の設置や迂回路表示などを行い安全に施工したいと思います。工事着手は8月下旬を予定しています。
 老朽管布設替とは、長年使用してきた水道管が劣化等により破裂、損傷した場合に市民の生活に大きな影響を与えることになります。その為、今回の工事のように新しい水道管を新設することによって、安心して水を使用することができます。
 また、全面通行止めや、工事車両の通行があり地元住民の皆様にはご迷惑をお掛けしますが、何卒ご理解ご協力をお願い致します。

 
 今回の工事では【水道用ダクタイル鋳鉄管GX形】を使って施工します。この管の特性としては耐久性が良く強度も有り衝撃に強く、金属材料の中では腐食にも強い本管です。
 更に本管の周りにはポリエチレンスリーブを被覆することによって土壌と本管との直接の接触を防ぎ、防食効果がより高くなります。
 また、本管の周りにはエポキシ樹脂粉体塗装が施されているので、高度の高い防食性、耐久性を持ち溶剤を含まない焼付型塗装である為水質衛生性にも優れています。このような本管を使用して施工するので、破損等の心配もなく地元住民の方も安心して頂けると思います。
 また安全管理として夏場での作業は熱中症が懸念されるので、簡易テントとミスト扇風機の設置、塩飴やスポーツドリンクで塩分水分の補給、安全教育時には熱中症対策について教育を行う予定であり、熱中症災害の防止を重点的に行います。
 施工管理では管路掘削時、埋設物がある可能性があるので慎重に掘削作業を行い埋設物があった場合は手作業で作業を行います。工期末の1月頃には本復旧舗装を施工する予定なのでアスファルト合材が冷めないよう、製造プラントとの連携、運搬時のシート2枚掛、施工中の温度管理などアスファルト舗装の品質管理を徹底します。

2020年8月1日

令和2年度 老朽管布設替工事に伴う給水切替工事

工 事 名:令和2年度 老朽管布設替工事に伴う給水切替工事
工事場所:飯田市 上郷 下黒田
工 期:令和2年10月8日~令和3年1月29日まで
工事内容:給水切替 N=36箇所 対象戸数 N=133戸
発 注 者:飯田市
 
 老朽管布設替工事に続き、この工事の現場代理人を務めさせていただきます三石翔太と申します。地元の方々、関係機関の方々と協力し合い安全第一で工事を進めたいと思いますので宜しくお願いします。
 この工事は老朽管布設替工事に伴う各戸の給水管のつなぎ換えをおこなう工事です。現在の古い給水管の中には鉛製給水管が使用されているお宅もあります。事前に対象の各お宅お伺いし鉛製給水管の使用有無、工事内容の説明をおこない工事を進めていきたいと思います。。今後も作業員の皆さんと協力し合い、良い仕事、施工をしていきたいと思っておりますので、工事中は近隣の皆様にご迷惑をお掛けすることもあるかもしれませんが、何卒御理解とご協力をお願い致します。
 
 給水管の布設替の工事は各戸、個人個人の方お客様に直接接し、直接生活に影響がある大事な仕事だと考え日々工事を進めています。
 飯田市の古い時代には各戸の給水管に鉛製のものが使用されており、身体にもあまりよくないという事が近年分かり、ビニール管、ステンレス管への取り換え工事がおこなわれています。今回の工事では対象の方々の給水管を調べ、鉛製給水管を無くし飯田市のおいしい水を皆様が飲んでいただけるよう努力致します。
 工事にあたっては事前に工事時期、工事内容のご説明に伺いますので、不明な点、ご要望があるときはお声掛けください。 
 工事を進めていくうえでコロナ対策が一番重要なことと考え個人と接する時のマスクの着用、事務所、現場作業車への消毒液の配備等、対策をしっかりとおこない工事を施工したいとおもいます。
 最近給水管の破損による漏水事故が増えています、水道のメーター器を見ると簡単に確認ができますので月に1回程度はチェックの方よろしくお願いします。
 最後に季節も冬になり寒くなってきました。皆様水道管の凍結がないよう凍結防止ヒーターのコンセントを差し込む等十分な対策をお願いします。

2020年12月26日

令和2年度 防災・安全交付金(防災・減災)災害防除工事(神原トンネル)

      神原トンネル      

工 事 名:令和2年度 防災・安全交付金(防災・減災)災害防除工事
工事場所:(国)418号 下伊那郡天龍村 神原(神原トンネル)
工  期:令和2年12月11日~令和4年8月2日
工事内容:トンネル工(NATM工法)  L=750.0m W=6.0(7.0)m
発 注 者:長野県飯田建設事務所
施 工 者:岡谷組・小池建設特定建設工事共同企業体(JV)

起点(新野側)坑口 着工前

ここからトンネルを掘って行きます。

 

 

 

 

 

終点(平岡側)坑口 着工前

ここへトンネルが抜けてきます。

 

 

 

 

 

工事を担当します片桐です。よろしくお願いします。
この工事は、多くのトンネル工事に実績のある岡谷組さんを幹事に「岡谷組・小池建設特定建設工事共同企業体」として施工しています。
私は今までトンネル工事を経験したことがありません。分からないことばかりですが、地元の期待の大きなこのトンネル工事に携われることにやりがいを感じ、楽しみでもあります。
ベテランの岡谷組技術者職員と熟練のトンネル工夫に付いて、少しでも役に立てるように頑張ります。
現在は、準備工として3月下旬よりトンネル掘削に必要な電力設備、吹付プラント、濁水処理施設等の仮設備を設置し、特殊な専用機械を搬入しており、6月上旬にはトンネル掘削を開始する予定です。
 
令和2年1月14日、天龍村神原(的瀬~早木戸間)でR418号は延⻑約100m、⾼さ約70m、崩落⼟砂量約2万㎥という大規模崩落を起こし寸断されました。現在も通行止めのままとなっております。
現道での復旧は難しいことから、復旧対策事業として今回の神原トンネルが計画されました。
R418号はR151号・R152号を結ぶ幹線道路であり、天龍村と飯田市南信濃、阿南町を結ぶ最も重要な生活道路でもあります。また、迂回路となる村道は幅員狭小であり、大雨等による土砂崩落等のため通行止めが頻繁に発生し、円滑な交通に支障をきたしています。
現地に来て地元の方々とお話しを聞くと、多くの皆さんがこのトンネル工事が実施されることをとても喜んで、大変期待しているのが良く分かります。
約2年ほどかかる大掛かりな工事であり、工期は非常に厳しく6月下旬から掘削作業は昼夜二交代制で行い、令和4年の3月末には貫通を目指します。工事期間中は工事用大型車両の通行や騒音等で、近隣の皆様には大変ご迷惑をお掛けしますが、安全第一で作業を進めてまいりますので、ご理解とご協力のほどよろしくお願いします。
また、掘削中には現場見学会の機会を設ける予定ですので、ぜひご来場ください。

2021年4月16日

令和3・4年度 土木施設補助災害復旧事業 道路・河川災害復旧工事

工 事 名:令和3・4年度 土木施設補助災害復旧事業 道路・河川災害復旧工事
工事場所:市道上村102号線・(普)蛇洞沢川 飯田市 上村 日影岩
工  期:自 令和3年8月12日 至 令和5年1月31日
工事内容:道路土工1式、河川土工1式、法面工(法枠工、かご工等)1式、石・ブロック積工1式、排水構造物工1式、舗装工1式、防護柵工1式
発 注 者:飯田市
 
 当工事の現場代理人を務めさせていただきます、熊谷 裕司と申します。                      本工事は、令和2年の豪雨災害で被害を受けた市道上村102号線と102号線の脇を流れる蛇洞沢川の災害復旧工事になります。102号線は被害を受けた護岸の補修、復旧、付替え、崩落した法面の補強として法枠工等を行い、舗装復旧、ガードレールを設置します。蛇洞沢川は河床整理として土砂を排出し、102号線の対岸に護岸工を行います。今年の梅雨及び8月の降雨で蛇洞沢川が再度荒れてしまいました、早期完了を目標に進めてまいりますが、降雨による二次災害に注意し、安全作業に努めます。                                近隣の皆様には大変ご迷惑をお掛けしますが、安全第一を心掛け事故の無い様進めてまいりますので、何卒ご協力の程お願い申し上げます。
 
・河川土工には河川内の巨石の破砕があります、大型重機を使用した破砕を予定していますが、不安定な河川内での作業になるため破砕による事故に注意して作業を行います。                      ・蛇洞沢川の現場上流では砂防堰堤工事を行っています、当現場を通らないと行けないため、連絡を密に取り合い進めます。
・降雨による増水が予想されるため、増水時には休工するなど安全第一で進めます。

2021年9月9日

令和3年度 三遠南信小嵐南道路建設工事

工 事 名:令和3年度 三遠南信小嵐南道路建設工事
工事場所:長野県飯田市八重河内地先
工  期:令和4年4月15日 ~ 令和5年2月28日
工事内容:工事延長L=200m道路改良一式(道路土工一式 地盤改良工一式 擁壁工一式 
     排水構造物工一式 道路付属施設工一式)
発 注 者:中部地方整備局 飯田国道事務所

今回の工事は、補強土壁(ジオテキスタイル)にて本線路体を構築する工事です。そこで、ジオテキスタイルとは何か、疑問に思っている方もいるかと思われますので簡単に説明します。身近な例で言えば、土壁の内部で組まれている小舞竹(こまいたけ)や、鉄筋コンクリート柱の内部で支柱となる鉄筋の役目が土とジオテキスタイルの関係に当ると言えば分かり易いのではないでしょうか。
実際には道路工事や築堤工事などもっとスケールの大きな土木工事の現場において、砂や土や礫の弱点を補いつつ高い性能を発揮できるため、大量にジオテキスタイルが使用されています。さらに、ジオテキスタイルは土や礫に比べ軽量で施工性が良いこと、工業製品のため天然の土や礫に比べて品質が一定であり構造設計がしやすいことなどから1990年代以降年々使用実績が拡大している模様です。                      
近隣の皆様には大変ご迷惑をお掛けしますが、安全第一で作業を進めてまいりますので、ご理解とご協力のほどよろしくお願いします。
 
本工事は、国土交通省が提唱するi-Constructionに基づき、ICTの全面的活用を図るため、受注者の提案・希望により起工測量、設計図書の照査、施工、出来形管理、検査及び工事完成図や施工管理の記録及び工事完成図や施工管理の記録及び関係書類について3次元データを活用するICT活用工事です。
対象工種については、MGバックホウ(マシンガイダンスバックホウ)による掘削・法面整形、本施工箇所ではバックホウワークがメインとなり、敷均しもしていきます。
出来形管理の実施手段及び出来形管理の範囲
TLS(地上波レーザースキャナー)による3次元出来形計測を実施すると共にICT建機を用いて施工した盛土法面及び平場部の「面管理」(ヒートマップ)を行っていきます。
緑豊かな自然に囲まれたこの一帯には希少な動植物が数多く存在するため、環境負荷を極力抑え自然にやさしく思いやりのある工事の進行に心掛けて参りたいと思います。
そして工事中は近隣の皆様にご迷惑をお掛けすることもあるかもしれませんが、何卒御理解とご協力をお願いいたします。

2022年4月27日

令和3年度 公共施設等適正管理推進事業(長寿命化)舗装補修工事

工事名:令和3年度 公共施設等適正管理推進事業(長寿命化)舗装補修工事                 
工事箇所:阿智村 村道2-7号線 原の平
工 期:令和3年6月18日~令和3年10月29日まで
工事内容:施工延長 L=250m W=4.0~8.5m  舗装工 A=1038m2    
発注者:阿智村役場
 
 はじめまして。今回この工事の現場代理人を務めさせていただいております高坂春喜と申します。関係機関の方々と協力し合い安全第一で工事を進めたいと思いますので宜しくお願いします。
 この工事は原の平座禅草公園周辺の経年劣化による傷んだ舗装を修繕し地域の方々が円滑に通行できるよう幅4.0mの道路をアスファルト舗装する工事です。現在はアスファルト舗装をするため、日々路盤工の施工を作業員一丸となっておこなっています。今後も作業員の皆と協力し合い、良い道を作っていきたいと思っておりますので、工事中は近隣の皆様にご迷惑をお掛けすることもあるかもしれませんが、何卒御理解とご協力をお願いいたします。
 
 この工事では、アスファルト舗装の品質を向上させるために特に初期転圧の転圧時期、転圧温度に重点を置いて施工しています。初期転圧の機械であるマカダムローラーにローラー搭載型放射温度計「転圧名人」を装着しています。ローラー搭載型放射温度計とは前面に設置された放射温度計にて路面温度を測定し運転席にいながら容易に路面の表面温度を測定できるものです。よって最適な初期転圧温度110度~140度での転圧作業がおこなえます。(初期転圧とは、アスファルト混合物を鉄の車輪を持った5~6tのマカダムローラーで踏み固めて安定させること。)                               
 この工事の施工にあたり地域の方々の要望をできる限り聞き入れ畑への乗り入れ口、駐車場の整備、原の平座禅草公園の整備等をおこない、とてもよくなると地元の方々も喜んでいる道路です。                                   引き続き満足のいく品質を確保して快適にそして安全に通行できる道路作りを、作業員と一致団結して取り組んでいきたいと思います。

2021年6月30日

令和3年度 基幹管路耐震化事業 送水管布設工事

工 事 名: 令和3年度 基幹管路耐震化事業 送水管布設工事
工事場所: 市道1-10号 大門今宮線 飯田市 東野
工  期: 令和3年10月26日~令和4年7月29日
工事内容: 路線延長 L=908m【水道用ダクタイル鋳鉄管(DIP)】
GX形φ400 L=893.0m GX形φ300 L=1.4m GX形φ200 L=14.0m 仕切弁φ400 N=1基 仕切弁φ300 N=1基
地下式消火栓 N=1基
発 注 者: 飯田市
 
当現場の現場代理人を務めさせていただきます、三石翔太と主任技術者の中山富雄と申します。
この工事は管路延長が908.0mと非常に広い範囲の工事になります。その中でも2つの路線に分かれており、交通規制に伴う工事の為各所に看板の設置や迂回路表示などを行い安全に施工したいと思います。工事着手は1月上旬を予定しています。
 現在使用している送水管は、長年使用しており劣化等により破裂、損傷した場合に市民の生活に大きな影響を与えることになります。その為、今回の工事のように新しい送水管を新設することによって、安心して水を使用することができます。 
 また工事車両の通行があり地元住民の皆様にはご迷惑をお掛けしますが、何卒ご理解ご協力をお願い致します。
 
今回の工事では【水道用ダクタイル鋳鉄管GX形】を使って施工します。この管の特性としては耐久性が良く強度も有り衝撃に強く耐震性が優れています。金属材料の中では腐食にも強い本管です。飯田市ではまだ布設していないφ400の非常に太くて重い本管を使用します。
 また、本管の周りにはエポキシ樹脂粉体塗装が施されているので、高度の高い防食性、耐久性を持ち溶剤を含まない焼付型塗装である為水質衛生にも優れています。このような本管を使用して施工するので、破損等の心配もなく地元住人の方も安心して頂けると思います。
 交通量の多い幹線道路への布設になるので、一般車、歩行者の通行の支障にならよう安全管理には特に注意して施工を進めます。施工管理では、既設の水道管、下水道管、ガス管、排水管等の埋設物がありますので慎重に掘削作業を行い、埋設物があった場合は手作業で作業を行います。工期末の7月頃には本復旧舗装を施工する予定です。本復旧までの時間が短いため、路盤の締固めを充分に行い供用後舗装版の沈下が起こらないよう品質管理に努めます。

2021年11月10日

令和3年度 天竜川下市田・伴野地区護岸修繕工事

工 事 名:令和3年度 天竜川下市田・伴野地区護岸修繕工事
工事場所:長野県下伊那郡高森町下市田地先~長野県下伊那郡豊丘村伴野地先
工  期:令和3年7月1日~令和4年2月28日
工事内容:工事延長L=200m、河川土工 1式、護岸基礎工 1式、法覆護岸工 1式、
     根固工 1式、仮設工 1式
発 注 者:国土交通省中部地方整備局天竜川上流河川事務所
 
 今回この工事を担当します現場代理人の森本聖大と監理技術者の小池昂史です。よろしくお願いいたします。
 この工事は、台風や大雨による河川の増水から堤防を守ることを目的とした護岸工事になります。
工事ではICT施工「ドローンによる起工測量、三次元設計データ作成、ICT建機による施工」等を行い、工事現場をより早く、より安全に施工しするよう努めていきます。また当現場では週休2日制を取り入れ、安心して働くことができる現場環境にしたいと思っております。
 工事施工箇所が高森町下市田と豊丘村伴野の二か所となり、近隣の皆様には資材搬入や生コン車、残土搬出などで大型車両の通行や騒音等、ご迷惑をおかけすることもあるかと存じますが、細心の注意を払いながら進めてまいりますので、何卒ご理解ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 本工事ではICT機能のない従来型建機にICTキットを後付けすることで、ICT建機と同程度*1の3Dマシンガイダンスやペイロード機能などのICT機能が利用可能となるシステムを導入しています。設計図面に即した作業ガイダンスにより、丁張作業を削減し、建機外の手元の作業員が不要になります。また高精度の位置情報把握により、ガイダンスの精度をつねに維持するため、経験が浅かったり、ICT建機の操作に不慣れなオペレーターであっても、3Dでカンタンに施工が可能となります。またペイロード機能により、油圧ショベルのバケットで、積込む土の重量を測定できます。作業員がダンプへの積込量を正確に把握できるため、ダンプの最大積載量に合わせて土を積込み、過積載を防ぐこともできます。建機の効率化により、これまでよりも大幅に納期を短縮させながら、安全性・品質の向上が可能になります。日本の土木・建設現場で稼働する建機のほとんどが従来型建機であり、これらのIoT化を促進することで、施工のデジタルトランスフォーメーションによる「安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場」の早期実現に貢献しています。
*1 国土交通省i-ConstructionのICT活用工事におけるICT建機に必要とされる機能

2021年7月24日

令和3年度 天竜川飯田地区堤防維持管理修繕工事

工 事 名:令和3年度 天竜川飯田地区堤防維持管理修繕工事
工事場所:飯田河川出張所管内
工  期:令和3年4月1日~令和4年3月31日
工事内容:河川維持作業 1 式、堤防除草工 1 式、ひ門・ひ管工 N=2 箇所、河川土工 1 式、伐木
除根工 1 式
発 注 者:国土交通省 中部地方整備局 天竜川上流河川事務所

令和3年度 天竜川飯田地区堤防維持管理修繕工事の現場代理人を務めさせていただきます山岸 大希と申します。この工事は天竜川の堤防の陥没や亀裂などの異常を早期発見するために堤防の除草作業を行います。除草範囲としては、天竜峡から高森町までを行います。その他にも天竜川堤防に関わる河川構造物等の機能回復を目的とした維持修繕工事も並行して行っていきます。除草作業、維持管理作業中は堤防道路を利用している皆様、堤防沿いの地元関係者の皆様など多くの方々にご迷惑をお掛けしますが、何卒工事へのご理解ご協力をお願い致します。


 この工事は、1級河川天竜川の堤防、河川構造物の安全性を確保するための工事です。主な工種である堤防除草工は、堤防の異常(陥没や亀裂など)を早期発見するための作業です。5~7月と9~11月の2回行います。広大な面積の中、機械及び人力により行い、機械除草の機械については、大型遠隔操縦式草刈機を用いて施工します。同時に維持修繕工事も行いますが内容としては、出水時に大水が河川内を上手く流れるよう河川内の河道掘削や伐採・除根作業、堤防道路のアスファルト舗装、支流などの土砂撤去等、河川構造物の機能回復等を目的とした工事を行います。
 また、台風等の大雨による天竜川の増水時は当社社員で巡視班を構成し、天竜川上流河川事務所と合同で堤防・護岸の河川管理施設の状況を点検するとともに、水防作業等の必要な情報を収集し、緊急かつ適正な処置を講じます。増水による甚大な被害が起こらないよう、巡視作業を行える体制を整え、天竜川堤防の被害を早期に発見する事ができるようにします。自然災害が多発する近年少しでも災害復旧を行い地域に貢献できればと考えております。工事範囲が下伊那郡天龍村~高森町山吹までと広範囲であり、同時に複数個所での作業がある為、施工体制を整え安全第一に工事を進め、無事故無災害で工事を竣工できるよう努めて参ります。

2021年4月7日